黒船側から見た日本

1853年の幕末に、日本にやってきたアメリカの蒸気船、黒船。

大きさは当時の世界最大級。

最初は4隻、翌年には合計9隻で来ました。

日本にはまだ蒸気機関がなかったので、蒸気で動く大型の船に、当時の日本人はとても驚いたそうです。

驚くと同時に、かなりの恐怖で真っ青になっていたそうです。

なぜでしょうか?

それは、鎖国をしていた理由が分かると理解できます。

鎖国をしていた理由は、学校の教科書には出ていませんが、西洋人から侵略されて植民地にならないためでした

そんな黒船の日本来航を、アメリカ側から見ことができるのが、「ペリー提督日本遠征記」上下巻です。

厚い本で上下巻、かなり読み応えがあります。

ペリーだけが書いたのではなく、書記みたいな人がまとめた、彼ら数百人の日本遠征の報告まとめみたいのを和訳した本です。

当時の様子をアメリカ側から見るので、とても興味深い本です。

アメリカは(強引に)通商を求め、日本は頑なに断り続けましたが、ついに折れました。

折れたというより、折らされたというのが正しいです。

ペリーがなし得たことは、他のどの国も成功しなかった、200年以上もかたくなに海外との交流を拒み続けた日本の鎖国の壁を壊したことです。

本の中でも西洋人らしく、その自慢が何度も述べられています。

読むとますます当時の植民地主義の凄まじさが理解できます。

西洋諸国は本気で日本を狙っていました。

欧米のどの国が日本を獲れるかを争っていたのです。

日本人が恐れおののき、数多くの外国人を殺傷した理由が分かります。

ハリス(初代駐日領事)襲撃未遂事件、ロシア海軍軍人殺害事件、フランス領事館従僕殺害事件、日本人通訳殺害事件、フランス公使館放火事件、オランダ船長殺害事件、フランス公使従撲傷害事件、マイケル・モース事件、ヒュースケン殺害事件、第一次東禅寺事件、生麦事件、英国公使館焼打ち事件、井土ヶ谷事件、鎌倉事件、鳶の小亀事件(フランス水兵殺害)、ハリー・パークス恫喝事件、アーネスト・サトウ襲撃事件、イギリス水兵殺害事件(イカルス号事件)、ヘンリー・スネル襲撃事件、英国水兵襲撃事件、神戸事件、堺事件、パークス襲撃事件

さて、鎖国の理由はなぜ教科書に出ていないのでしょうか?

GHQの仕業ではないでしょうか?

白人がとんでもなく野蛮で、有色人種にとても残酷なことをしていたことが公に明るみに出たらまずいですから…

日本人は助平で残酷な大悪人であった方が都合が良いわけです。

まだ読んでいる途中ですが、どうしても「こいつら、ひでぇ〜奴らだ! 当時の日本人が西洋人を南蛮(南から来た野蛮人)と呼んでたわけだ!」と、ついつい所々で思ってしまうわけです…😅

乗組員のひとりが沖縄で婦女暴行を働いて亡くなりました。

通りがかりの土地の男たちにやられた後に海に逃げての溺死でした。

国を代表してやって来た黒船の乗組員にさえ、そんな不届き者がいる…

さすが南蛮人(南から来た野蛮人)…

投稿者: netdeduessel

日本人のための、ドイツの生活応援サイト

黒船側から見た日本」に2件のコメントがあります

  1. 日本人は木造の家に紙でできた窓を作って極めて粗末な食べ物を作って
    痩せていて蛮人で下等だと思われていたのでしょうか?
    残念至極。今やアメリカは国民の3割が超肥満の大国なのに。
    肥満の人は、強度に栄養失調らしいですね。栄養学も不勉強で。
    日本人はその点はすごい勉強家です。韓国に次いで肥満の
    最も少ない国となりました。小学校から、食物栄養のことが
    勉強として義務づけられています。

    1. アメリカのマクガバンレポートというのをご存知でしょうか?

      アメリカ国民の健康的面での貧困をなくすため、国家の医療費を下げるために調査、まとめられた国家プロジェクトです。

      その結果は、とても分厚い資料にまとめられましたが、それを一言にまとめると、「戦前の日本食を見習え!」というものだったそうです。

      https://youtu.be/2JeGgAd0aVU

コメントを残す

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。