ロシアとウクライナの状況についてのブログに、「ウクライナの大統領はなぜ降参しないのか?」というコメントをいただきました。
大統領が降参すれば戦争が終わり、人が殺されないで済むという意見です。
コメントを入れてくれた人は、とても丁寧で謙虚な人です。
なぜなら最後に「すみません、何もわからないまま想いを綴りました」と書いてあります。
もしそのコメントが、福島瑞穂さんや辻元清美さんのような人からのコメントなら問題ありません。
「しょうがないな〜」で済まされます。
ですが、その人はごく普通の人のようで、単に平和を願ってくれています。
真剣にウクライナのことを心配してくれている人のようです。
そこで今の日本が本当に心配になってきてしまいました。
世の中には、どうしても福島瑞穂さんや辻元清美さんのようなおかしな人が存在します。
数十人にひとりでしょうか?
数百人にひとりでしょうか?
でも今回のコメント主は、ごく普通、丁寧で謙虚な人です。
だから心配です。
電車の中でタバコを吸っている大人がいたら、危険だから高校生は注意するのはやめた方が良いとか、
人さらいだったら困るから、知らない大人に挨拶をされても無視しなさいと子どもに教えたり、
今の日本は本当に平和ボケしてしまっているのでしょうか?
コメント主を批判したいわけではありません。
ただ単に、本気で日本(人)が心配になってきました。
そう言えば政治家の中にも、中国が侵略してきたら、戦わずに属国になるのが一番平和な方法だと言う人がいるそうです。
それは絶対にダメです。
なぜダメなのでしょうか?
まず第一に、力で奪うことが放置されると秩序が保たれないからです。
秩序が保たれないとどうなってしまうでしょうか?
犯罪を犯しても取り締まられず、罰を受けないのと同じです。
放っておくと無法地帯になってしまいます。
女、子ども、年寄りもそういう悪に立ち向かえとは言いません。
成人男子だけで十分ですが、悪いことは悪いと言って立ち向かう勇気が必要です。
高校生でも十分だと思います。
第二に、中国やロシアなどの国に支配されたら、一体どういうことになるのかを知らなければなりません。
過去にロシア・ソ連にどれだけウクライナが悲惨な目に遭わされたか、今のウイグル、チベット、モンゴルで何が起きているかを知らなければなりません。
もしそれを知っていたら、そんな国々から支配を受ける気には絶対になりません。
でも、今の日本にはそういう考え方をする人が意外と多いのではないでしょうか?
それは日本が、世界の中で唯一、それもとんでもないレベルで他国から攻められたことが少ない、戦争が少ない国だからです。
日本は強い国なので、幸いにも今までにそういう悲惨な不幸がありませんでした。
経験をしていないから分からないのですが、だからといって平和ボケやお花畑思考だと、とんでもないことになってしまうかも知れません。
日本の常識が世界の非常識であることを知らなければなりません。