病気には、ヒルに血を吸わせるのが効くと信じていた中世のフランス人を笑えない現代人…

中世のフランスでは、ヒルに血を吸わせると病気が治ると信じられていました。

現代人がそれを聞くと、何とおバカな… と思います。

ですが、当時の人たちは本気で、1827年のわずか一年間で3千3百万匹のヒルを輸入した事実が残っているそうです。

日本でもその昔、男性の刑死体の肝臓の塩干しが、梅毒、ハンセン氏病、結核などの万能薬と誤解され、「脳味噌の黒焼き」や「人油」よりも高値で売られていた(1870年に販売禁止となる)そうです。

あるいはもっとそれ以前、魔女狩りというのがありました。

人間の女の中には魔女が潜んでいるというのです。

疑わしき女を川に突き落とし、沈んだら人間、浮いたら魔女だということで、火炙りで殺されてしまうのだから、たまったものではありません。

実は1690年に日本にやって来たドイツ人医師のエンゲルベルト・キンペルさんのオジさん、男なのに魔女と疑いをかけられて殺されてしまった不幸な人でした。

ドイツはまだその頃は国として存在していなかったので、ドイツ人というのは正しい表現ではありませんが…

キンペルさんの故郷の小さな町ケムゴーでは、一年に38人の魔女が殺されていたそうです。

毎月毎月ひとりづつ…

ヨーロッパ全体だと、当時4〜6万人が殺されたそうです。

今から考えると、とても馬鹿馬鹿しいことです。

馬鹿馬鹿しくて、とんでもなく恐ろしい…

でも本当にそう言えるでしょうか?

風邪と変わらない病気で規制をかけて大騒ぎをしている現代人。

何も変っていない気がします。

それでもイギリス、フランス、デンマークなどでは目が覚めたのか、規制を解き始めました。

規制が続くドイツと日本、いつまで魔女狩りが続くのでしょうか…

投稿者: netdeduessel

日本人のための、ドイツの生活応援サイト

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