「大言海」によると、「暇」な時は、日の光が差し込む間、「日間」だそうです。
つまり暇の時は、お日様の光を目一杯受けて応援してもらっている時です。
そしてそれは、お日様から見つめられている時でもあります。
だから単に無駄に時間を過ごすのではなくて、有意義な時間を使わなければなりません。
各人が持っている時間は、自分の命(の時間)とも言えます。
自分の時間がなくなった時が、この世を去る時です。
そう考えると、暇な時間が本当に日間に思えてきます。
そして、暇がないほど忙しい時は、忙しいの漢字が示すように、心を亡(ほろ)ぼしている時だと言います。
忙しくて必死に頑張っているというのは、そういう意味では最低ではないでしょうか?
心を亡くして必ず死ぬのですから…