日本語でピッタリ合う単語がないドイツ語が結構あります。
今回は、Vorführeffekt。
例えば何かの難しい技を十分に練習して出来るようになりました。
それを人前でご披露します。
するとどういうわけか上手くいかずに失敗します。
あるいは、何か新製品などをお客さんの前で動かそうとします。
どういうわけか動きません。
そういう時にドイツ語で、Vorführeffektと言います。
念のためにグーグルに「Vorführeffekt 日本語」と入れると「デモンストレーション効果」と出てきます。
「日本語にもあった?」と思って、
今度は「デモンストレーション効果」を日本語として調べてみます。
そうすると…
「ある人の消費欲望が他人の消費状態によって影響されることをさす。
たとえば,隣人が流行の新商品をもっていることにデモンストレートつまり誇示されて,自分もそれを購入したくなるような現象がそれである。」
全く違う意味のようです。
英語でも同じ結果が出るので、日本語にも英語にもないドイツ語の単語のようです。