高校の時の友人のひとりが当時、平気でタバコを吸っていました。
父親は黙認だそうで、タバコを吸っている姿を父親に見られても何も言われません。
禁止すると隠れてやるようになるからだそうです。
違法でも隠れてやるよりは良いという考えです。
一理あります。
ドイツでは、子どもがタバコを吸っているのを警官が見つけても何も言いません。
子どもの頃から自己主張を叩き込まれるのと並行して、自己責任も植え付けられるわけです。
何か違法行為をして悪いことが起きても、自分で責任を取りなさいということです。
禁止をするとどうなるかの最も面白い例は、アメリカの禁酒法ではないでしょうか?
1920年から13年間も続けられたそうです。
おかしな法律で、飲むことは禁じられず、作ることと売ることが禁じられたそうです。
そこで密造、密売が絶えず、マフィアが活躍して汚職警官が続出したそうです。
結果的にそれまでよりアル中患者が増えたそうです。