ドイツの学校のシステムと、ドイツ人の英語力

日本人から見ると、ドイツ人はほとんど英語ができて、発音もそれなりに良いような気がします。

確かに、英語ができる国民数を比べれば、日本人よりはドイツ人の方が多いと思います。

ドイツ人の場合、大学まで行けば、まず英語が出来ます。

厳密に言えば、大学まで行けばと言うよりは、大学に行く資格を取るところまで行けばとなります。

ドイツでは高校の卒業試験が、イコール大学の入学試験になります。

ドイツの大学の数は、僅か106校しかありません。

一般的に日本語で「大学」と訳する学校には、専門性が高い高等専門学校も含まれます。

それらも入れると400校以上にはなりますが、Universität と呼ばれる純然な大学は106校です。

日本(788校)の約8分の1しかありません。

でもレベルはかなり高いです。

日本の国立大学は82校で、数の上で近いものがありますが、学力の上でも近いと思います。

ドイツの学校のシステムが、自分が将来どういう道に進むか、大学に行くか行かないかを、小学校高学年で決めるようになっています。

このシステムも、日本人と比べてドイツ人の独立心が、若い内から高くなる理由にもなっています。

いざ、大学に行くと決めると、小学校の高学年から始まる専門の高校(ギムナジウム)に行きます。

そこではかなり高い学力が求められ、卒業試験(アビトゥア)に受からないと大学に行けません。

そこまで行くと、英語も真剣に勉強せざるを得ないので、誰でも英語が出来るようになるのです。

それ以外の人たちの英語のレベルは結構低いのです。

ドイツの前々首相、コールさんが当時、danger (デンジャー・危険)をダンガーと発音して少し話題になりました。

Country・カントリーを、カウントリーと読む人もいます。

ドイツ語の場合、丁度日本のローマ字読みになるからです。

日本の場合、国立大学まで進んだからといって、必ず英語が出来るわけではありません。

外語大学などに行かないとダメではないでしょうか?

投稿者: netdeduessel

日本人のための、ドイツの生活応援サイト

ドイツの学校のシステムと、ドイツ人の英語力」に2件のコメントがあります

  1. 英語はドイツは必須科目でしたよね。日本では去年から
    会話だけ、小学校からの科目になった、と大きく遅れをとってます。
    総理大臣で外国語に特化した大学卒の人がいましたが、全然話せなかった。
    昔は外国語大学も、入試は筆記のみというお粗末さでした。
    岸田さんはオバマさんが広島に来た時、通訳なしでドームを案内していて
    オバマさんの質問にも答えていました。
    皇室の雅子妃殿下も、ロシアやアメリカ、オーストリアなどで幼い頃から
    育ってきて、高校はアメリカの高校。ハーバード大卒。
    外交官だったので、今も国賓を迎える時は通訳なしです。
    彼女の通訳はいつも暇そうです。

    1. 小さいうちは、まずはバックボーンとなる日本語をしっかりと覚えるために、外国語は覚えない方が良いという意見もありますが、実際のところはどうなのでしょうか…

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