人生は、楽しむためにある

以前、最高の老化防止策は、趣味を持つこと以上に、出来ることを増やす方が上と書きました。

歳を取ると、記憶力、運動能力、柔軟性、視力、毛髪、年配の親戚…

失っていくものが増えていくので、今まで出来なかったことを、出来るようにしていくのを増やすのはどうでしょう?

というご提案でした。

ところがその後、

「出来ること」が増えるより、「楽しめること」が増えるのが良い人生

という、斎藤茂太さんの言葉を、happyluckyenjoy さんのブログで見つけて「ハッ」としました。

「出来ること」より、「楽しめること」

なるほど、その方が良さそうです。

でもそこで思い出すのが、私のイタリア人の友人2人です。

1人はミラノの南、1人はブレッシャに住んでいます。

一緒に日本に行ったり、お互いの家に泊まり合ったり、家族ぐるみの付き合いです。

そんな彼らによく言われるのが、「人生、もっとエンジョイしろよ!」

です。

彼らから見ると、日本人の私は仕事にも人生にも真面目過ぎるように映るようです。

彼らを見ていると、確かに人生をエンジョイしています。

それはイタリア人に限らず、地中海沿岸諸国の人たちは、基本的に生まれつきにそのようです。

2人のイタリア人の友人は、共に中小企業の経営者なので、ある程度裕福ということも関係あるかもしれません。

でも一般的にも、みんな楽しそうです。

地中海沿岸諸国に限らず、スイスの友人にも昔、似たことを言われました。

その頃、ドイツ語学校でルームメイトだったスイス人は、勉強は学校でのみ。

放課後は常に、夜までどこかに遊びに行っていました。

対照的に、いつも部屋で勉強していた私を見て、似たようなことを言いました。

ヨーロッパ人は、基本的に人生はエンジョイするものだと思っているようです。

ところが日本人の場合は、

人に迷惑をかけない

抜きん出ない

和を乱さない

楽しんだり、楽をしている姿を人に見せない…

という雰囲気が染み込んでいます。

これもやはり国民性というか、幼い頃からの躾の影響です。

ホリエモンとか、ヒットしているユーチューバーなどのごく一部の日本人以外、

一般の日本人は人生をエンジョイ出来ないようになっていないでしょうか?

だから自殺率も高い…

人生はやはりもっとエンジョイした方が良いと思います。

くよくよせず、自殺などせず…

ですが、やはり万物に長短ありなのです。

人生をいかにもエンジョイしているように見える地中海沿岸諸国の人たち、

約束は破る。

期日、時間は守らない。

責任は取らない。

浮気はする…

実際に、2人のイタリアの友人も、イタリア人らしく、家庭を持っていても異性関係が盛んです。

よって、1人は離婚しています。

イタリアでは、会社がうまくいかなくなると、すぐに倒産して、多額の借金からも逃れます。

楽しく生きることが、結婚相手や債権者に迷惑をかけることになるのであれば、私は遠慮したく思います。

自分の楽は、他の人の努力や苦労の上に成り立っていることが多々あります。

私も日本人です。

人に迷惑をかけない人間になれと躾られました。

でも物事は何でも程度、バランス。

自殺してしまう必要などはどこにもありません。

特に借金苦で自殺の必要は全くありません。

私は悪友から借金王と言われます。

現在の収入で90才近くまで返済が続きます。

何とかそれまで寿命も持つかと思います。

低血圧だし、長生きの家系なので。

例えばもし仮に、巨額の借金を作ってしまい、一生返せないとします。

それでも自殺する必要は全くありません。

それは債権者の立場になってみれば分かります。

自分がお金を貸した相手が、返せなくなってしまって自殺をするのと、生きている間に少しでも返してくれるのとではどちらが良いでしょうか?

前者の場合は返ってくるお金はゼロな上に、そのせいで人がひとり死んでしまいます。

債権者はそのことを一生心に抱え続けてしまいます。

後者の方が良いに決まっています。

誰の目にも後者の方がはるかに立派に映ります。

それに負債という責任を逃れて消えてしまうのは、無責任過ぎます。

巨額な借金で、生きている間に全て返せなくても大丈夫です。

個人破産するなどの法的な手段をとれば、毎月の収入からはまずは生活費は確保されます。

借金の返済は、残りの分から持って行かれるだけです。

つまり、可処分所得からであり、貯金などをする分からです。

なので、生活は出来るわけです。

そういう場合は一度弁護士さんに相談した方が良いものの、

自殺などをする必要、意味は全くありません。

投稿者: netdeduessel

日本人のための、ドイツの生活応援サイト

人生は、楽しむためにある」に2件のコメントがあります

  1. コメントをありがとうございます。

    その辺は本当に程度問題で、バランスが大事だと思います。

    日本人は真面目過ぎるし(あくまでも一般論です。ひどい人もいるので😅)、西洋人、特にラテン系の人たちはいい加減です。

    私も彼らのようにわざと会社を潰して借金をチャラにしてしまうのが羨ましいという、いかがわしい思いも持ちますが、やはり出来るだけ返済した方が良いとついつい思ってしまいます。

  2. 日本人は権利より義務が先に来る民族かな、と思います。それはそれで立派なことだと思います。ただ、そのために犠牲を強いているとすれば、考え直すべきことなのかな、と思います。

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