現在の日本の天皇は第126代目だそうです。
初代が神武天皇で、ウィキペディアによると生年月日が何と、紀元前711年2月13日。
ひとつの国家としての歴史が約2600年続いているということになります。
但し、左翼や反日の人たちに言わせると、神武天皇以前の初期の頃の天皇については確たる証拠がないので神話のレベルだそうです。
7世紀の天武天皇辺りからは間違いないそうです。
それでも世界一。
日本の初期の天皇は神話のレベル…
神話はギリシャだけではありませんでした。
ギリシャ神話ならぬ、日本神話…
そう言えば、ヤマトタケルノミコトとか聞きます…
ひとつの国家がそれだけ長く続くのは、世界広しと言えども他にはありません。
中国3千年の歴史とか、4千年の歴史とか、5千年の歴史とか言います。
(昔から千年ずつ増えている?😅)
でもそれはひとつの国家がずっと続いたわけではなく、その都度変わっています。
多民族の大陸で民族さえ変わってしまっているので、ひとつの国家ではありません。
王家の歴史が長そうなイギリスでさえ、わずか数百年遡ると、国の言語がフランス語であった時期があったりします。
日本の次に最も長いのがデンマークだそうです。
そのデンマークの国家の歴史が約千年だそうです。
世界中の王族が集まる国際的な席で、日本の天皇は最も良いとされる席に着くそうです。
イギリスの王族も敵わないようです。
歴史の長さは尊重されます。
アメリカ人がいつまで経ってもイギリス人を敬うわけです。
昔、ドイツ語学学校に行っていた時に、世界中から人が集まっていました。
イギリス人もアメリカ人もいて、実際にアメリカ人からそのような発言を耳にしたことがあります。
日本の天皇は、今までずっと男系で続いてきました。
それが最近、女系でも良いのではないかという議論が出始めています。
新総理候補の1人も、女系を認める意見だったものを、立候補後に認めない方に変更しました。
2600年、あるいは千数百年も続いてきたこと。
それに関する意見をコロッと変えてしまうのが良いことかどうかは別として、深掘りしてみると男系は大切そうです。
では男系と女系の違いは何でしょうか?
その前に、男性天皇か女性天皇の違いがあります。
これは簡単です。
天皇その人が、男性から女性かの違いです。
過去に実際にも何人かの女性天皇がいたそうです。
では男系と女系は?
男系の場合、男で続く直系の者しか天皇になれません。
例えば現在の天皇に、姉と弟の男女の子どもがいるとします。
次の天皇になるのは普通弟です。
ところが、不幸にも弟が事故で亡くなってしまったとします。
その場合は姉が天皇になったりします。
それが女性天皇です。
それでは、その次の世代の天皇のお話しです。
天皇になった姉と、ある男性が結婚します。
でもその男性には天皇の血が流れていません。
そこでその子どもは次の天皇にはなれません。
そういう時は、現在の天皇の兄弟の男の子などが天皇になります。
その子がまだ小さ過ぎるなどの理由で、先程の姉が一時期女性天皇になったりするわけです。
つまり男系とは、男側の血が必ずずっと続くわけです。
そこで左翼や反日は言うそうです。
「女性差別だ!」と。
でも実際にはその反対です。
女性の場合は、天皇と結婚出来れば誰でも皇后になれます。
一般人でも誰でもチャンスがあります。
ところが、男性の場合は、とても稀な女性天皇の時にしかチャンスはありません。
あるいはその時は結婚しない決まりなのかも知れません。
そういう例が過去に一度もないそうです。
天皇家の血を次いでいない、一般の男性は絶対に天皇になれない…
男性差別ではないでしょうか?😅
でもなぜ男系が大事なのでしょうか?
遺伝子情報、染色体が関係あるそうです。
男の染色体はXとY。
女性はXとX。
もし男でずっと続くと、目にみえるようにこのYがずっと引き継がれます。
でも、外の男が入ると、このYが別なものになってしまいます。
私も、私の祖父から見ると、長男の長男なので、直系の長男です。
僅か3代で市井の臣ですが…
それでも子どもの時に、父親の妹、つまり私の伯母さんなどからよく言われました。
「お前は長男の長男なのだから、家を次いでしっかりしなきゃいけないよ!」と。
でも、おじいちゃんが創業した靴の卸し、その後にメーカーは、父親でさえ継ぎませんでした。😅
偉そうに色々と書きましたが、私自身、日本の天皇がこんなに凄い(= 歴史が長い)と知ったのは僅か数年前です。
それが日本ファン外国人が多く存在する理由でもあるのですが、日本という国は、調べれば調べるほど興味深い国です。