日本では、子どもが初めて自転車に乗る時に、補助輪を付けて練習すると思います。
ドイツでは、その補助輪がついた子供用の自転車を見ません。
ではどうやってドイツの子どもは自転車に乗れるようになるのでしょうか?
ドイツの子どもは、幼児の頃から面白い2輪車に乗っています。
どんな2輪車かというと、ペダルやギアが付いていない、小さな2輪車です。

足で押してこぐ自転車なのです。
幼児の頃からこの自転車に乗ります。
最初はゆっくりですが、すぐに慣れて結構早く走っています。
スピードが出ると両足を上げますが、自然と左右のバランス取りに慣れてしまいます。
つまり、少し大きくなって、本当の自転車に乗った時に、既に左右のバランス感覚は覚えているので、補助輪が不要なのです。
ドイツのメーカーに問い合わせてみると、既に日本には進出済みとのこと。
どうしてこのタイプの2輪車が日本では子ども用に普及しないのかがとても不思議です。
補助輪付きの子供自転車はドイツでは見ませんね。8年前まで東京で暮らしていましたが、Laufradはストライダーといって(商品名ですが)既に市場に出ていました。やはり自転車への移行がスムーズだということで徐々に普及して来ていてストライダーのちびっ子レースがあったりします。
そうですか、日本でも普及しそうですか!