ドイツ人と日本人の仕事のスタイルの違い

日本には、社畜とか、奉仕残業、ブラック企業、過労死などという言葉があります。

それらはドイツにはありません。

奉仕で働くということがないからです。

夕方5時になると、どんなにキリが悪くても、書類をパタっと閉じて家に帰ります。

立ち仕事の場合なら、時間前から終わる準備を始めます。

お店の場合、閉店間際は店員さんは閉店の準備で忙しいので、入店客は露骨に嫌がられます。😅

仕事の後に会社の仲間と一緒に飲みに行くという文化もないので、仕事の後は家に直行です。

どちらが良いか悪いかは言えません。

西洋(大陸)は自己主張、利己主義です。

自分のために働くのは当たり前で、時間キッチリしか働きません。

でも自営業者は違います。

やればやるだけ自分の収入になるので、かなりのハードワーカーです。

会社の幹部も違います。

最初から残業代が含まれているような高い給料で残業は当たり前。

ベンツ、BMWなどのカンパニーカーも付き、昇進も狙っているのでやはりハードワーカーです。

日本の会社の場合は、幹部でもそれほどお給料が高くないのではないでしょうか?

ベンツ、BMWも付いてなく。

ドイツ人がベンツ、BMW、Audiなどの高級車に乗るのには理由があります。

税金が高いからです。

カンパニーカーなら、れっきとした経費です。

利益を抑えて節税になります。

なので、利益が出ている企業の幹部や、個人事業主も高級車に乗ります。

日本の場合は、肩書きと昇進の可能性だけで働いている傾向ではないでしょうか?

これも日本独特のメンツを重んじる「恥の文化」が大きく関係していると思います。

日本ではここしばらくの間は、ブラック企業への風当たりが非常に強くなっていると思います。

確かに、昇進の意欲もない、普通に働ければ良いと思っている一般社員を少しでもこき使おうというのはもっての外です。

ちなみに昔、休みが欲しけりゃ、幹部をやめろという題の本がありました。

プリンスホテルやスキー場、コクドなどの西武鉄道グループの元オーナー社長、堤義明氏の著書でした。

堤義明氏は、長野オリンピックの頃に、日本オリンピック委員会会長を務めたり、バブルの頃には世界一の資産家にもなり、当時一世を風靡した人です。

それほどの大企業にもかかわらず、非上場企業で納税額が極端に少なくて話題にもなりました。

度重なる不祥事や、インサイダー取引疑惑で有罪判決を受けて晩節を汚してしまったように感じます。

その堤さんが書いた「休みが欲しけりゃ、幹部を辞めろ」

という本、思いつくのはブラック企業です。

でも、必ずしもそうではないようです。

なぜなら、その対象は幹部だからです。

普通の社員に休みを欲しがるなというのであれば、ブラックです。

でも、幹部は別です。

幹部とは、将来の社長候補の1人と言えると思います。

社長の責任はとても重くて孤独です。

会社を潰すわけにはいかない、社員を路頭に迷わせてはいけないという責任があります。

会社の業績が悪くなると、安易に社員の首を切ってやり過ごせば良いと考える経営者は別です。

一般の社員には、そういった責任はありません。

給料の分だけ働きます。

だから休みもキチンと取れます。

でも、幹部になる以上はそういうわけにはいかないと思います。

給与額も普通はとても良いですが、そこには残業代も入っていると考えた方が良いと思います。

だから、もし幹部が朝9:00〜 17:00までしか働くつもりがないのであれば、それは大きな間違いです。

但し実際には、給与額もたいして高くならずに幹部をさせている企業も日本には多いようです。

そういう企業が本当のブラックではないでしょうか?

ところで、世のお母さんには元々休みがありません。

子どもが複数人いれば、奉仕残業の連続です。

週末もなければ、

春休みも、夏休みもありません。

最も讃えてあげて、最も感謝すべき対象ではないでしょうか?

投稿者: netdeduessel

日本人のための、ドイツの生活応援サイト

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