島国日本、その特殊な国民性と、大陸の国民性との大きな違いがとても興味深いです。
例えば、「騙すより騙されろ」に対する「騙される奴が悪い」あるいは「人を見たら泥棒と思え」… 等です。
「騙すより騙されろ」は、いかにも日本的です。
語源を調べましたが分からず…
仏教からでしょうか…
そういえばキリスト教に、右の頬を打たれたら… というのがあります。
宗教はやはり道徳的です。
それに比べて「騙される奴が悪い」あるいは「人を見たら泥棒と思え」は、いかにも大陸的な現実の世界のように感じられます。
宗教は元々何のためにあるのか?
その存在はとても大きいと思います。
やる気を無くした人間、打ちのめされた人間を救ってくれます。
そしてどの宗教も道徳を説いています。
善い考え、善い行いが自身を救うと言います。
日本人のほとんどは無宗教です。
100年も前の新渡戸稲造の言葉でもあります。
日本は、宗教がなくても道徳が行き届いている、類稀な国です。
それは各家庭での躾から来ていると思います。
それは武士道や仏教から来ています。
実際には日本にも、神道、仏教、キリスト教、各種の新教宗教など、宗教はいくらでもあります。
ですが、「あなたの宗教は何ですか?」と聞いた時に、以上のどれかをあげる人はとても少ないのではないでしょうか?
そして、「無宗教」と答える人がほとんどではないでしょうか?
「目には目を、歯には歯を」なども、大陸的な発想では?
と思い至り、調べてみました。
ラテン語から来ているようです。
やっぱり…
でもその意味は、その言葉から受ける印象とは違うようです。
これだけやられたら、同じだけ返しなさい。
それ以上はやってはいけない。
ということだそうです。
例えば、目をやられたら目に仕返しする。
目をやられて心臓に仕返ししてはいけないということだそうです。
やられたのと同じだけ仕返ししなさい。
それ以上はダメです!
というものだそうなのです。
分かるような、分からないような…
目には目を、は中学の時の歴史の教師から教わった。
ハンムラビ法典から来てるみたい。たしかに諌める言葉です。
目をやられたら目をやれ、という意味ではなく、それ以上のことを敵討ちとして
やってはいけないという法典らしい。
ハンムラビ法典ってでもなんだっけ?調べてみます。
さすが、優秀な学歴です!