その方法とは、基礎代謝を上げることです。
基礎代謝とは、身体を動かさなくてもエネルギーを消費することです。
例えば寝たきりの状態。
基礎代謝は、普通の生活のエネルギー代謝の6〜7割だそうです。
つまり寝たきりでも、6、7割はエネルギーを消費しているのです。
逆に言えば、食事の量を3〜4割減らせば、寝たきりでも太らないわけです。
大事なポイント! ➡︎ 基礎代謝の量は、筋肉の量に比例するそうです。
筋肉の量が多ければ多いほど、基礎代謝が高くてエネルギーを使うことになります。
だから、ある程度の筋肉を付ければ太らなくなります。
筋トレやフィットネスで筋肉を鍛え、筋肉の量を増やします。
実際に私の現在の体型、身長180cm、体重67kg前後、体脂肪率11%前後は、もうこの30年以上も一定です。
少しブレがあるのは、酒好きですし、チョコレートやアイスなども好きで意思が弱いので、ついつい食べ過ぎてしまうことがあるからと思えます。
食べ過ぎは避けていますが、それ以外はこれといったダイエットはしていません。
普通に食べています。
それでもこの程度を保てています。
ダイエットに励む若い女性は、サラダばかりを食べたり、食事の量を減らしているようです。
でも、食事の量にのみ頼るダイエットよりも、筋トレやフィットネスで筋肉を付けた方がはるかに効率が良くて健全です。
それにしても、寝たきりの状態の時に、普段の6〜7割ものエネルギーが使われるのはなぜでしょうか?
それは、寝ていても身体(の中)は動いているからです。
身体の中でも最も勤勉(?)な、生きている限りは血液を全身に送り続ける心臓、
それと同様に、血液を洗い続けている腎臓、
呼吸をするための肺、
考えごとをする頭、
特に食事をすればよく動く、内臓の各臓器、
寝返りでもすれば、筋肉も使います。
いえ、筋肉は実は身体を動かさなくても使っています。
体温を作り出しているのです。
ここが注目なのですが、実はその作業が、基礎代謝の中で最も多くのエネルギーを使っているそうです。
もし筋肉量が減ると、体温を維持できなくなるため、からだの熱を逃がさないように筋肉が減った分を脂肪で埋め合わせるようになるそうです。
それが太るということになります。
筋トレやフィットネスは、もちろん面倒くさいかもしれません。
でも、それをしばらく続けてある程度の筋肉を作ってしまえば、その後はもうその筋肉を落とさないようにメンテをするだけです。
お金をある程度作ると、その後は楽になってくるのと似ているかも知れません。
筋肉を作り上げるには、毎日〜週2程度のトレーニングが必要なので面倒ですが、一度作ってしまえば、メンテは週1〜月2程度でも大丈夫です。
私の場合、若い頃に色々なスポーツをしていたので、基礎体力をつけるために長年ジョギングや筋トレもしていました。
基礎体力をつけると、スポーツも上手くなるからです。
私にはムキムキの筋肉が付いているわけではなく、むしろ痩せて見えますが、地面に足をつけない逆上がり、片腕だけの腕立てや、膝をつかない腹筋ローラーが出来ます。
但し、日頃ちゃんと鍛えていないので、これをやると4日間くらい筋肉痛で後が大変です。😅
寝ている時の体温も高く(= 多くのエネルギーを消費している証拠)、冬の間はカミさんに歓迎されますが、夏の間は敬遠されます。😅
筋肉を鍛えると、他にも良いことが起こります。
見た目のお腹がへっこむのです。
運動をしなくて痩せていて、お腹がポッコリと出た人がいます。
そういう人が腹筋をすると、お腹がへっこみます。
なぜでしょうか?
腹筋が無いと、内臓が前にせせり出てしまうのです。
腹筋があると、内臓を内側に押さえ保ってくれるのです。
では、どうやって筋肉を鍛えたら良いのでしょうか?
それはユーチューブの動画で色々な人がその方法をたくさん出しているので、そちらを参考にして下さい。
何かの道具を買う必要はありません。
自重トレーニング、つまり自分の体重と重力、工夫だけで大丈夫です。
他にも利点があります。
筋肉を増やして基礎代謝が高まると、体温が高くなります。
体温が高くなると、免疫力がアップします。
ガンは熱に弱いそうです。
ガンに限らず、免疫が上がれば菌にやられにくくなります。
つまり、病気にかかりにくくなります。
実際に私はもう10年近くも風邪などにかかったことが一度もありません。
さらには、筋肉を鍛えると姿勢が良くなるのです。
筋肉が、自然と正しい姿勢を保ってくれます。
ところで、とても太りにくいのにもかかわらずに太っている人たちがいます。
お相撲さんたちです。
お相撲さんの脂肪の下には、実は強力強大な筋肉が隠れています。
筋トレも含めて、毎日身体を鍛えているからです。
例外的に、筋肉が丸見えの故千代の富士のような力士もいますが、普通は太っています。
なぜ太っているのでしょうか?
お腹が減っていなくても、無理矢理食べているからです。
お相撲さんは、筋肉の量が多くて基礎代謝が高いのですが、わざとそれ以上に食べて太ります。
太ることで体重を増やして、ぶつかった時の威力を増します。
それと同時に、重いことで相手から動かされにくくしています。
ちなみに私は、健康の秘訣は進化にあると気が付き、「健康法則」という本を出しています。
自分自身の身体で、10年近くも病気知らずでそれを証明しています。
腰痛と膝痛は持っていますが…😅
とてもわかりやすいご解説!
「健康法則パート2」出版楽しみにしています!!
コメントをありがとうございます。
でも、パート2の予定はないのです…😰
パート1で全力を出し切りました…😅
素晴らしい。少し炭水化物減らすのが難しい。
筋肉をつけて下さいね。