挨拶の意味 3

挨拶に関してのブログを挨拶の意味 1、

2と書いていますので、是非そちらも合わせてご覧下さい。

1、2を書いた後に、その昔に南ドイツで実際に私が体験した、ちょっと変わった思い出があります。

それはドイツに来てまだ間もない頃のお話です。

Schwäbisch Hall という、南ドイツの小さな村に半年ほど住んだ時のことです。

当時私はドイツで最高のドイツ語学校と言われるゲーテ・インスティテュートに通っていました。

ゲーテ・インスティテュートは、ドイツの各地どころか、世界中の首都等にもあります。

Schwäbisch Hallのゲーテ・インスティテュートは、国内では例外に漏れずに全寮制でした。

自分の部屋は、5階建てほどの建物の1番上の1番端。

部屋の窓から外を眺めると、100m程先の前方に隣の建物が見えました。

窓から外を見た正面100mほど先の建物の、ほぼ同じ高さ、同じ階の部屋の窓に、頻繁に小学生程度の子どもが見えました。

何回か顔を合わせている内に、「単純接触効果」が働いたのか、ついつい手を振ってみました。

相手も手を振り返してくれました。

それからというものは、お互いに顔が合う度に手を振るようになりました。

言ってみれば、これも挨拶ではないでしょうか。

面白いことが起こったのは、手を振り合うようになってしばらく経った頃でした。

ある日、その少年と母親がこちらの建物に来て私を探し、挨拶に来てくれたのです。

しかも驚いたことに、今度一度夕食に招待したいと言われました。

その少年には友達が少なくて、窓から手を振って挨拶をするようになった私がとても貴重な存在になったのかどうかなどは勿論分かりません。

いずれにしても、私はその少年にとっては、母親が一度夕食に招くほど大事な存在になってしまったのです。

もうずいぶん昔の話なので曖昧ですが、東欧から来ていた移民のように覚えています。

挨拶の大切さをしみじみと感じさせることを思い出したので書いておきます。

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カテゴリー: ドイツの暮らし, 文化, 日本、日本人について, 住まいと暮らし
挨拶の意味 3」への4件のコメント
  1. […] 「挨拶の意味 3」で、よく見かける少年に手を振っていたら、相手も手を振りかえしてくれて、それがしばらく続いたら、相手のおうちに夕食に招かれたお話しを書きました。 […]

  2. Tomo より:

    心が温かくなりました。
    私も、一瞬一瞬の挨拶を、もっと大切に、
    想いを込めてしたいと思います!

  3. wildsum より:

    素敵な体験ですね。

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