デュッセルドルフの郊外に、15年ほど前に今の一軒家を買いました。
買ったと言うと聞こえが良いですが、持ち出し自己資金はゼロ。
100%、銀行ローンです。
公証人費用や登記費用、家の査定費用など、何から何までローンに組み込んだので、自分では一銭も出していないのです。
自分で出したのは引越し費用位…
当時、約50万ユーロだったので、今のレートで約6千5百万円。
庭付き約千m2なので、日本(都心)と比べるとかなり安いです。
今日では、自己資本を30%位持ち出さないと、いくらその家を抵当に入れても銀行は貸してくれません。
でも当時は、今とは違って100%が可能でした。
ドイツもちょっとバブっていたのです。
それでも毎月のローンの返済額が、家賃を払うのと同じか安い位です。
とっても長いローンで、果たしてそんなに長生きが出来るのかどうか…
永住を決めたから出来ることで、ドイツで最も多い日本人である駐在員さんはそれが出来ません。
いずれは日本に帰るからです。
その我が家の年齢が、私の年齢とほぼ同じです。
最近、あちこちが壊れてきています。
屋根の瓦、暖房装置、上下水道管、あちこちの壁、電気回線…
ドイツでは、屋根の瓦の寿命が約50年と言われています。
家自体は100年はゆうに持つと言われていますが、さすがに50年以上経つと、あちこちに劣化が出てきます。
それは正に私の身体と一緒。😰
あちこちで老化(劣化)が出ています。😅
今さっきも、オープンキッチンで剥がれ出した1ヶ所のフローリングを接着剤で直していると、うちのボスが一言…
老化があたなと一緒ね…😅
家はきちんと修繕を続けると長く持ちます。我が家はもう65歳.でもそうは見えないんです。ペイントなど定期的にする。まあ古い家の方がつくりが良いと言われましたが。そう言えば以前住んでいたボストン郊外の家は築120年は経っていたはず
65歳のお家はやはりアメリカでしょうか?
ドイツの家は100年は楽に持つと言われていますが、それでもやはり途中で建物の外側、屋根や電気系統などの大掛かりな改修が必要です。
ある程度古くなると、市から指定を受けて、勝手に取り壊すことが出来なくなります。