女は弱し、されど母は強し…
どうしてでしょうか?
お母さんは、朝起きてから家族みんなのことで頭が一杯。
「学校に遅れないように子供を起こさなきゃ!」
「宿題はやったのかしら?」
「お父さん、今日はお弁当いるんだっけ?」
「面倒くさいけど栄養はつけさせなきゃ!」
朝から、とにかく家族みんなのことで頭は一杯、精一杯。
自分のことなど、これっぽっちも考えている暇がありません。
それに比べて、家族のみんなは自分のことばかりを考えています。
だから母は強いのです。
女は自分のことを考えていますが、母は家族のことを考えています。
人間って、自分のことを考えていると弱くなり、他の人のことを考えていると強くなれるようです。
簡単な例だと、自分の恋人はなかなか見つけられないのに、友だちの恋人ならすぐに見つけられます。
そして、他の人のことを考える時、その他人の数が多ければ多いほど、その強さは益々倍増されるようです。
男性よりも、女性の方が長生きなのは、そこにも理由があるような気がします。
男は、退職して仕事を離れると、ずっとボケーっとしているだけです。
ところが母は、仮に子どもたちが巣立っていても、夫の面倒を見なければいけません。
食事を作るのには頭を使いますし、家事に身体を使います。
人のためになる人は、神様が長生きさせるような気がします。
女は弱しされど母は強し。
最近は女も強くなったと思うけどなあ。
まだまだ強くなる気がするし。