挨拶の意味

挨拶とは元々、(大陸では?)お互いの存在を確認し合うのが始まりだったそうです。

お互いが、敵同士ではないことを確かめ合うのです。

戦争、争いが絶えなかった大陸ではとても納得が出来るものです。

隣の地域と戦争をしていれば、近くに現れた人は敵かも知れません。

あるいは盗賊が存在すれば、現れた人は賊かも知れません。

道を歩いていて、向こうから来るのが敵や盗賊である可能性があったわけです。

「人を見たらドロボーと思え」がうなずけます。

その一方で、日本では例えばどこかに置き忘れてしまった財布が出てきた時に、中の現金がそのまま残っていたりして外国人観光客に驚かれます。

海外ではまずあり得ないことです。

大陸と、島国日本での状況は随分違います。

アラビア語では、「おはようございます」、「こんにちは」、「こんばんは」を「アッサラーム アライクム」と言います。

実際に日本人の耳に聞こえるのは、「サラモ・アレーコム」で、日本人がそう発音しても彼らに通じます。

そう言われて返す挨拶の言葉は、「アレーコム・サラム」と反対になります。

興味深いのはその意味です。

「あなた(がたの上)に平安/平和がありますように」です。

会った時の挨拶が、「平和でありますように…」です。

イラク人の友人は、「会った時の挨拶が、相手の平和を願うなんて素敵だろ」と自慢げに言うのですが…

普段それだけ平和じゃないということになります。

その原因は西洋人でも、戦争の絶えない地域の挨拶はそうなってしまうのかもしれません。

仮に、(平和ボケしている)日本で挨拶に「平和でありますように…」と言えば、

「???」になると思います。

実際にもその友人は、可哀想なことにもテロリストと疑われて、ドイツ国家にパスポートを没収されてしまっています。

英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語…等は、英語で言えば全て “good“ + “朝/昼/晩や日“ で、良い朝、午後、晩、1日を願っています。

では日本語の挨拶は?

おはようございます」についてはつい先日書きました。

「こんにちは」や「こんばんは」は、「今日/今晩はご機嫌いかがですか?」や、「今日は良いお天気ですね/今晩は◯◯◯ですね」などの短縮形だそうです。

英語で言えば、How are you..? になるでしょうか?

さようならの意味は、「然様(さよう)ならば(=そういうことなら)」から来ているそうです。

その後ろには、「こんにちは」や「こんばんは」と同様に、「お別れです」や「ご機嫌よろしゅう」などの後ろに続く言葉が省かれているそうです。

投稿者: netdeduessel

日本人のための、ドイツの生活応援サイト

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