日本ファン外国人が必ずぶつかる、明治維新後の日本の急速な近代化の不思議

これは、クールジャパンやホルホル番組のようなものとは一線を画す、織田信長、豊臣秀吉のことから伝わっているお話しです。

日本ファン外国人の多さには驚くばかりですが、それは何を物語っているか…

日本はそれだけ魅力的な国であることの裏付けです。

そういう日本ファン外国人が、ある程度の日本に関する知識を得るとぶつかるナゾがあります。

明治に急速に近代化を達成した日本は、そのすぐ前である江戸時代には男がスカート(はかま)をはき、チョンマゲをゆい(ちゃんちゃらおかしな髪型という意味です)、西洋の蒸気機関などとはこれっぽっちの関わりもない遅れた国に思われました。

鎖国をしていた日本の江戸時代の、海外からの情報は限られていたからです。

鎖国による西洋からの遅れは否定できません。

ですがそれでも、鎖国中の日本人たちは遊んでいたわけではないようでした。

それを示すのが、当時日本を訪れた外国人が残したコメントです。

マシュー・カルブレイス・ペリー 海軍代将、黒船指揮官 (1794-1858)

あの黒船のボスのコメントが残っています。

「実用的、機械的技術において日本人は非常に巧緻ををしめしている。(中略) 彼らの手作業の技術の熟練度は素晴らしい。日本の手工業者は世界のいかなる手工業者にも劣らず練達である。よって国民の発明力が自由に発揮されるようになったら、最も進んだ工業国に追いつく日はそう遠くはないであろう。他国が発展させてきた成果を学ぼうとする意欲が盛んで、学んだものをすぐ自分なりに使いこなすことができる。だから、国民が、外国との交流を禁止している排他的政策(鎖国) が緩められれば、日本はすぐに、最も恵まれた国の水準までに達するであろう。文明世界の技能を手に入れたならば、日本は将来きっと機械工業の成功を目指す強力な競争国となろう」

さらに…

「日本人ほど丁重に礼儀正しくふるまう国民は、世界中どこにもいない」

そして、エドゥアルド・スエンソンデンマーク人フランス海軍中将(1842~1921)

幕府が横須賀に作った造船所で働く日本人職人を見て...

「ひょっとすると日本人の職人の方が西欧人より優秀かもしれなかった。日本のものよりはるかにすぐれている西欧の道具の使い方をすぐに覚え、機械類に関する知識も簡単に手に入れて、手順を教えてもその単なる真似事で満足せず、自力でどんどんその先の仕事をやってのける」

出典: 「日本賛辞の至言33選」波田野毅、ごま書房。「江戸幕末滞在記」 自著、長島要一訳 講談社学術文庫。「日本人はなぜ世界から尊敬され続けるのか」 黄文雄、徳間書店

実際に、「和風総本家」のような日本称賛TV番組で、色々な飛び抜けた日本人職人を紹介しています。

でもそれは、日本人が仕事の虫で、平気で長時間仕事を続けられることを考えれば不思議ではないことです。

実は、鎖国をしていた江戸時代でも、例えば数学の関 孝和など、世界のレベルと比べて決してヒケを取らない、あるいはそれ以上優秀なものもありました。

どういうことかというと、明治の近代化で、日本人が超短期の間に急に優秀になったのには理由があったのです。

その土台は、既に江戸時代やそれ以前から培われていたようです。

そしてそれは勤勉な国民性に基づいているようです。

投稿者: netdeduessel

日本人のための、ドイツの生活応援サイト

日本ファン外国人が必ずぶつかる、明治維新後の日本の急速な近代化の不思議」に2件のコメントがあります

  1. 今もそれくらい勤勉なら国力は落ちていないはずですが経験で言うならもうその勤勉さは今の日本ではみられません。欲が無いんです。お金、知識、権力などなど。絶食氷河時代だとか。私ら昭和を肉食時代というらしい。好色爺なだけですがね。でも欲はある。ところで、🇯🇵を好きな...と有りますがまあ好きだから行くわけでいざ出てみると(合衆国など)、どうでも良いかどちらかと言うと嫌い と言うほうが 圧倒的に多い。 誤魔化されない事ですよ。 好きでもない人は日本に行きません。これも経験から。 と言ってわたしの経験はほぼ合衆国だけですが。

コメントを残す

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。