3 に続いて、これも映画とは関係のないお話ですが…
日本人をこの世から抹消してしまう…
とても恐ろしい話しです。
でも、そういうフシが当時本当にあったそうです。
(当時、スターリン((あるいはそれ以前、ニコライ2世))やヒットラーは日本人のことを、アジアの黄色い猿と言っていたそうです。)
第二次世界大戦後、村松剛という人が、交換教授としてカナダに滞在していた時のお話です。
滞在中に見つけたニューヨークタイムズの切り抜き記事のコピーをお土産に、三島由紀夫氏と石原慎太郎氏に持ち帰って見せました。
ひとつはドイツが降伏した時の社説です。
「我々は勝利してよかった。だが、ドイツ人とは本来友人であり、ドイツ人は優秀だから、将来を見据えて、彼らがナチスを排除するなら、我々はドイツの再建に協力していこう」 と、書いてあったそうです。
そしてもうひとつは、日本が降伏した時の社説です。
記事の横には恐ろしく大きなナマズのような化け物がひっくり返って口を空けていたそうです。
その化け物に対して、「やっとこ」を手にしたGIが2,3人で牙を抜こうと格闘している漫画が載っていたそうです。
そして社説の内容は…
「この怪物(日本)は倒れたが、死んだわけではない。我々はこの化け物の牙と骨を徹底的に抜き去らなければならない。」
「この作業は戦争に勝つよりも難しいかもしれないが、アメリカは自分のためにも、世界のためにもこの作業を続けなければならない」
(村松剛さんの情報は、「勝つ日本」石原慎太郎著から)
当時の神風特攻隊の存在は、アメリカ人に対して日本人を化け物と想像させたようです。
アメリカ海軍の戦艦に乗り込んでいたアメリカ海軍兵も、神風特攻隊のせいでノイローゼになった人が後を断たなかったそうです。
確かに、国のために命を投げ出せるというのは、世界の物差しで測ると普通は考えられないことです。
そのような作戦を立てざるを得なくなった時点で、日本はもう降伏をした方が良かったのかも知れません…
第二次世界大戦に関する詳しいことは ➡︎ http://www.ganbarenihon.de
そうですね。2021年も平和な世であることを願っています。
コロナ禍が早く過ぎて欲しい。