
この2つが何か分かるでしょうか?
どちらも(例えば iPhone 用の)外付けBluetoothスピーカーです。
左が、「何とか」というメーカーのバズーカというモデル、右がSONYの「何とか」というモデル。
この2つ、実は何と実力が同じです。
いえ、厳密に言うと、むしろ右側の小さなSONYの方が僅かに音量が大きくて、音質も良いのです。
どちらも約€37,00(4千円ちょっと)
この違いは何なのでしょうか?
そこで思い出すのが、30年以上前のこと。
当時の友人の1人に、日本のある家電メーカーの駐在員さんがいました。
彼が取り扱う製品の中に、いわゆるラジカセがありました。
今はもう存在しない、カセットテープレコーダーです。
ドイツで売られるカセットテープレコーダーがやけに大きかったのです。
ところが、大きさの割にめちゃ軽く…
そうなんです、中身はほとんど空気。
機能する電子基盤はほんのちょっと。
彼曰く、「ドイツ人はとにかくデカい物を望むんです…」
中身がほとんど空気でも…
今回、それを思い出してしまいました。
ハゲの隠し方でドイツ人は日本人よりも潔いと思っていたのですが…
中身よりも見かけが大事なのでしょうか?
たしかにそうですね。日本人、軽薄短小にすることが大好き。
1990年代、ラメルスバッハという田舎町でカセットテープの工場の技術を見ていました。ルクセンブルグではカセットテープとVHSビデオテープ、CD-Rを作っていました。懐かしいでしょ(^ ^)
すいません、私はよくは分からないのですが、当時(もう30年以上前)駐在で来ていた友人が勤めていたのがラジカセメーカーで、そう説明してくれました。
そして今回たまたま2つのスピーカーを購入して、いまだに同じなんだと、変に感心致しました…
素晴らしいご経験です。パッチングワーカーさんにとって素晴らしい人生の糧になっていると思います。