不当に解雇されても訴えない日本人のかっこ良い謙虚さ?

日本、日本人の質が落ちたとよく嘆かれています。

でもいまだに古き良き(?)日本人の特質に出会います。

つい先日、知人が勤め先のドイツ人経営者に急に解雇されました。

日本人を多く雇っている企業で理由不明です。

資本は日本かも知れませんが、マネージメントはドイツ人。

解雇は、イコール不本意帰国を意味します。

周りの日本人の同僚たちからも、マネージメントに抗議しようと声をかけられたそうです。

私も「弁護士を通じて訴えることをお手伝いしましょうか?」と提案しました。

でもその人は、「泣き寝入り」を選びました。

その理由は、「会社のみんなとは良い関係を築けているので、訴えるようなことはしたくない」というものです。

ドイツ人なら普通、弁護士に相談します。

そして弁護士は相手を訴えて慰謝料を請求します。

ドイツには数百人の国民に対して1人の弁護士がいるのに対して(アメリカでは数十人)日本では数千人に対して1人しかいない現実があります。

日本という国は、それだけ争い事が少ない誇れる国なのです。

思い出した…

そう言えば自分も以前勤めていた会社で同じことがあった。

バブル絶頂期、海外経験を買われてまるで「三顧の礼」のようにして迎え入れられた3年後、バブルが弾けて肩叩きを受けて辞めていたことを…

あの時も、周りのみんなは抵抗しろ(訴えろ)と勧めてくれていました。

でもそれは何となくカッコ悪いように思えたのでした。

投稿者: netdeduessel

日本人のための、ドイツの生活応援サイト

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