この映画(ドラマ)が1970年代にドイツで放送された時、多くのドイツ人がショックを受けたそうです。
SS自体もそれがひどいことであるということは分かっていたので隠し、だからドイツ国防軍もそれに対抗したのでしょう。
でも多くのドイツ人がそのことを知らなかったというのはとても興味深いことです。
そこでつい連想してしまうのが、日本人の多くが、南京事件に無関心なことです。
特にこちらドイツに住む私の一回り上辺りの先輩方々。
まるっきり左側にいるか、あるいは無関心のようです。
単に無関心ならまだ良いのですが、無関心でも無責任なメディアの捏造に影響を受けてしまっています。
慰安婦の件でも、
「悪いことやったんじゃないの〜」
とか、南京事件でも、
「あったんじゃないの〜」
とか…
疑問に思ったら深掘りして調べれば良いだけなのに、メディアの情報を鵜呑みです…
とにかく残念なのが、日本ファンとなってくれるドイツ人の一部が、南京事件を本当にあったと伝える日本人のウソ本を読んで信じ、
「南京虐殺を否定するのは、ホロコーストを否定するようなものだよ」
と言わしめることです…涙。
これは元々ドラマだったそうですが、続けて見ると6時間45分の長編となりとても見応えがあります。
コメントを残す