デュッセルドルフのタクシーの助手席の窓に、「後ろの席にお乗りください」という表示がありました。
ドイツでは、タクシーに1人で乗る時には助手席に乗るのが普通です。
日本のタクシーのように、助手席の後ろのドアが自動で開いて、そこに座るのではありません。
広い世界の中でそんなのは日本だけというものが数多くありますが、日本のタクシーの自動ドアの仕組みもその内のひとつではないでしょうか。
でもドイツの1人でタクシーに乗る場合の、助手席のドアを自分で開けてドライバーの横に乗り込むのも世界の中では珍しいものだと思います。
2人以上で乗る場合は後部座席も勿論使います。
アメリカでも1人の場合、日本のように後ろに乗り込むようですが、そこにはタクシードライバーがよく襲われるという、日本とは違った意味があるようです。
今回のコロナウィルス、そういったドイツの珍しいタクシーの習慣をも変えてしまうのかもしれません。
ソーシャルディスタンスじゃない。