隔週土曜日にエホバの商人のご夫婦の訪問があります。
最初、「エホバのしょうにん」と聞いて、ネズミ講か何かの「いかがわしい人たち?」
と、勘違いしてしまいました。
後で分かったのが、商人ではなくて証人。
もう少しで恥をかくところでした。
いえ、既に十分恥をかいた後かも知れません。
エホバの証人たちは、月に70時間のご奉仕があるそうです。
うちに来てくれるのもそのため。
宗教の勧誘なので、もし最初の時に知らない人だったら家に上がってもらってはいなかったと思います。
長く知っている人なので、お茶にお誘いして上がってもらいました。
今では定期的に来られる様になり、お茶を飲んで1時間ほど一緒に過ごします。
最初の半分は世間話しで、残りの半分は聖書・神のお話し。
お互いドイツに長く住んでいます。
こちらは40年。
あちらはそれ以上。
だから世間話として合う話も多いです。
そして聖書は昔から一度勉強してみたかったので、そういう意味では「願ったり、叶ったり」です。
さてそこで、ダントツ世界一のベストセラー本って何か知っていますか?
聖書です!
厳密に言うと、ベストセラーではなくて、圧倒的に最も多くの人に読まれた本と言うべきでしょうか?
寄付での印刷が多いと思うので…
当然、最も多くの言語で出版されているそうです。
ちなみにその数、何と2千7百言語以上!
最初聞いた時、???でした。
世界に200ヶ国ほどしか国がないのに?
そう言えば、シンガポールかどこかでは、200以上の言語数分の教科書があると聞いたことがあるのを思い出しました。
現在、全世界で言語は何と7千以上あるそうです。
(但し、方言を含む。日本語だけで15言語とカウント)
そしてそれは約2週間に一言語程度のペースで減り続けているそうです。
希少な言語を話す数少ない人々が減り続けているからです。
70億の人口に7千言語だと、ならせば1言語につき約100万人。
でも実際には、約2千7百言語で地球の全人口、97%をカバーしているそうです。
つまり、聖書はそれらを全てカバーして、残りの僅か3%の人たちが4千言語以上を話していることになります。
僅か23の言語が約半分、35億の人たちに使われているそうです。
古典(良いもの)はずっと残る…
私にとっては???と思われる点も多々ある宗教ですが、キリスト教も仏教も、一度深掘り勉強してみたいと思っていました。
仏教は、あの京セラの稲盛さんでものめり込むくらいですから、私のような凡人ならなおさら?
ちなみにうちへのご訪問ご夫婦、家内と私の入信確立は0,1%以下程度だと思いますが、それでも大丈夫でしょうか?
隔週で来てくれるのは、いつかは私たちが入信してくれるのを期待して来てくれるのでしょうから、骨折り損のくたびれ儲けにならないでしょうか?
いいえ、この場合の儲けは限りなくゼロに近いか損になりそうです。
それでも入信しない確率は決して100%ではありません。
「この世の中、100%なものはたったの一つだけ。人間(生き物)はみないつか死ぬということだけ。」
とは、あの織田信長が言ったそうです。
だから私たちも、いつかは気が変わって入信しないとは限りません。
でもその確率は今のところかなり低そうです…
それにしても毎回とても興味深い話になります。
何しろ神についてのお話ですから…
ちなみにこのご主人も虎ノ門ニュースを見ているそうで、自然と話が合ってしまいます。
その後、入信の可能性がほぼゼロなのに来続けていただくのは心苦しいので、得意のあっけらかんでそれをSMSで伝えました。
それから数日後、「今週の土曜日もご在宅ですか?」
入信の可能性がほぼゼロでも来てくださるようです。
感謝、感謝…
カトリック系と名乗っていますよね。でも、日本では完全に邪教扱いされています。
輸血とか禁じているのと、剣道など頭を叩く可能性のある体育教育に反対しているせいかもしれません。うちの近くのカトリック教会も「エホバの証人、イエスの箱舟とは無関係」と
銘打っています。でもほとんど隣同士に教会が設立されてます。