以前、伊豆半島を走る電車の中での携帯電話の使用について書きました。
世の中にはとても律儀な人たちがいます。
でもそれは日本だけではありません。
何年か前のデュッセルドルフ、マラソンの時。
物凄い律儀なドイツ人女性を見かけました。
コースが丁度U字になっている所でした。
マラソンでは、そのペースによって人混みができる所と、スカスカのところがあります。
私が通りがかったそのU字の部分。
U字に向かう行きの方は人混みでコースが一杯。
折り返しの方はガラガラです。
両方のコースの境には、三角コーンが並べてあるだけ。
混んでいる方の数人は、ガラガラの方にはみ出して走っています。
当然と言えば当然の光景(?)…
そこでびっくりした行為に出たドイツ人と思える女性ランナーがガラガラの方のコースに現れました。
その人は、混んでいるコースの人たちに「線からはみ出るな〜!」と言わんばかりに、ガラガラの方のコースの三角コーンギリギリを走っているのです。
律儀と言えば律儀。
融通が効かないというか何というか…
そう言えば以前、漁船にぶつかった海自の乗組員が、上司の命令が出ないからとか何とかで、溺れる漁師を見殺しにした事件がありました。
律儀も行き過ぎると…
律儀すぎる、上司の命令や規則を強く守って、融通が利かないと、マイナスの結果になることがありますね。一方、杉浦千畝さんは規則や上司の命令を守らなかったため、英雄になりましたね。