先月、MEDICAという世界最大の医療業界の展示会がデュッセルドルフで行われました。
その時の通訳で、お仕事の最後に依頼主であるクリュート社の江口社長からとても素敵なお言葉をいただきました。
「川崎さんに会えて嬉しいです…」
お愛想が半分以上でも、残りの分だけでも十分に幸せです。
そして何と年の瀬も迫ったつい先日、今度は会社設立サポート、ビジネスコンサルの方のお客様からそれ以上のお言葉をいただきました。
「川崎さんに会えて本当に良かったです。今年起こったことで1番良かったことです…」
私…:「ジ~~~ン」…笑。
勿論、お愛想の分を差し引かなければなりません。
ついつい私から出た言葉が…
「ありがとうございます。それはとても嬉しいです! 嘘でも嬉しいです!」
そのお相手がどの会社のどなたかは、これが秘密プロジェクトなので残念ながら詳しく言えません…
お客様: 「いえ、嘘じゃないです」
そうか~、日本人は基本的に真面目だから、「嘘でも…」は本当は禁句?
実は仕事をする時には、どうしたら相手を感動させられるかを常に考えています…笑。
だから最後にお褒めの言葉が出てきた時には心の中で「ガッツポーズ」なのです…笑。
なぜ心の中でなのかは剣道式だからです…笑。
剣道の場合(あるいはいかなる武道も?)、勝った時(= 相手を負かせた時)のガッツポーズは相手に失礼だとされています。
素晴らしい日本の武道…
今回のお相手は今まで書いてきたブログの、「ドイツに現地法人を立ち上げて現地生産を開始せよ!」の主人公です。
それがどの会社なのかは、ドイツの新子会社の存在が、あくまでも黒子に徹するという姿勢なので発表できません。
よって、過去のブログも書くのに苦労して、最後に主人公のOKをいただきました。
春から探していた工場も、今回やっと決まりました。
こう言っては主人公に失礼なものの、あまりパッとしない工場です。
オフィース部分のプレゼンスがないのです。
プロモーション、営業が得意な私としては、プレゼンスは必要と考えています。
よって、パッとしないのは納得できずについついトンチンカンな意見をしてしまいます…
なぜトンチンカンかと言うと、黒子に徹するので、プレゼンスが高いのは逆に困るのです。
その会社の本社は、日本でも有数の外国人観光客が多い町にあり、来年の3月に訪問に行くことが決まっているのでとても楽しみです。
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