親が何か言うたびに、ドイツ生まれでドイツ育ち(現地校通い)の子供から帰ってくる言葉が「勿論!」
子供から「勿論」と言い返されると生意気に聞こえます。
「お前は何でも知っているのか!」と切り返したくなるのです。
最初は、「うちの子供は生意気になってしまって困ったものだ」と思っていたのですが、そこには言葉の違いがあることに気が付きました。
日本語では、「何々知ってる?」とか、「手伝ってくれる?」、「今日は雨が降るから傘を持って行った方がいいよ」とか言われた時に、返ってくる言葉が「勿論」だと生意気に聞こえます。
それが特に年下からだと…
ところが、日本語の勿論に当たるドイツ語のそれは生意気に聞こえないどころか、むしろポジティブなのです。
さて、なぜ気がついたのでしょうか?
実は同じ村に住む、日本語が達者でユーチューブで結構有名な「ロルちゃん」がしょっちゅう「勿論」と言っていることを思い出したのです。
そうか、第1母語がドイツ語だから、ドイツ語の「勿論」をそのまま日本語の会話でも使っているだけなのか…
子供に説明をすると、案の定その通りでした。
そこで、「ロルちゃんはドイツ人だから大丈夫だけど、日本人の顔をして勿論!と言うと生意気に思われるから注意して」
と言うと、
「どうして日本語はそんなに複雑なの!」と言われてしまいました。
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いいよ、くらいがちょうどいいかな。勿論、というのもありだけど、
使い方は、
A 私、パーティ行っちゃダメなの?
B そんなことない、来てよ、勿論来て。
みたいな強調されている感じに使うかな。
ナテュアリッヒ みたいにはちょっと使わないかもなあ。
先生などに対してはまず生徒は使わないと思う。