学校の水泳の授業で、もし溺れそうになった子供が出たら助けるレスキュースイマーをしています。
せっかくプールに行くので、その授業の前後にはついでに泳いで帰ってきます。
時間的には授業の時間に縛られるのですが、健康のために泳ぎに行って、そのついでにレスキュースイマーの仕事をするという感じです。
さらに時間が余ると逆立ち(歩き・静止倒立)の練習をします。
これも言ってみれば健康のためですが、ある時プールの監視員の1人から、「逆立ち歩きは危ないからやめて下さい」と言われました。
逆立ち歩きなので、不安定で危なく見えるのでしょう。
故意に人気のないプールサイドで行うので、危ないの意味は他人に対してではなく、私自身に対してのようです。
そこで説明しました。
珍しいことなので、不安定で心配に思えるかもしれません。
でも実際には、歩いていてバランスが崩れた時に、自動的に身体がそれを補正するのは足で歩いても、逆立ちして歩いてもどちらでも同じです。
つまり、不安定に見える逆立ち歩きは、幼児や足が悪いご高齢の方の歩きと同じなのです。
不安定に見える幼児やご老人は滅多に転びません。
私も逆立ちをしていて転んだことはまだ一度もありません。
見ていて歩き方が不安定だからといって、幼児やご老人にそこを歩くな、つまりはプールに入場するなと言うでしょうか?
別の監視員はその理屈をすぐに理解してくれましたが、その人は結局納得できない様子でした。
ロジカルに考えるのはそんなに難しいことでしょうか…
川崎
日本では多分ダメ。理由は転倒して責任を負わなければならないのがプール側だから。
勿論、傷害保険に強制加入の上、プール使用ですが、それでも事故は結構あります。
ドイツは理由を言って自己の責任という理由で許されるかもしれませんが、
日本の場合は、なんといっても、みんな一緒、決まりも一緒ですから。