ドイツのテレビでKIKAという子供〜学生向けチャンネルがあります。
休暇中に子供たちと一緒にそのチャンネルのチェックポイントという番組を見る機会がありました。丁度その時にやっていた実験です。
その番組は、様々な実験を行って、子供たちに「へえ〜、そうなんだ!」と学ばせるために作られているようです。
その日の番組では、男女の聴覚の違い以外にも、車のシートベルトがどの位強いか、そして逆に弱いかの実験を行っていました。
シートベルトの強さの実験では、僅か一人分のシートベルトをクレーンに取り付けると、車一台を釣り上げられるほど強いことが分かりました。
弱さの方は、その強いシートベルトから事故の際などにどうやって脱出するかの実験ですが、ナイフで横方向に切ると簡単に切断できるだけではなく、ライターなどの火にも弱いことが分かりました。
さて、本題の聴覚のテストですが、その方法は目隠しをして色々な音を聞かせて、それが何の音かを当てるテストです。
テストの結果を想像出来るでしょうか?
私はその答えを知っていたので、実験が始まる前に子供たちにどちらかを聞きましたが、勿論分かるわけがありません。
答えを知っていたというのは正しい表現ではなく、その答えはまず間違いなく「男」であるだろうという確信がありました。
ではなぜでしょうか?
皆さんは分かりますか(笑)?
長〜い、人間の歴史を考えれば分かると思います。
今とは大きく違い、人間が他の全ての動物たちと同じように、その一生をほとんど食べ物を得るためだけに過ごしていた頃まで遡ります。
男は外に出て餌を探し、時には何日間も外をさまよっていました。女は残った家族と共にすみかで男の帰りを待ちます。
そうです。「話を聞かない男、地図を読めない女」です(笑)。
今と違って当時は外を長くさまよっていれば自然の敵も多く、常に異音に注意をしていたはずです。
また、獲物を探すにも常に耳をすませていたはずです。それが何十万年、いえ何百万年も続きました。
男の耳の方が女より優れているわけです。
勿論間違っているかも知れません。単なる一つの説でしかありません。でもそれが正しい可能性はかなり高いと思いませんか?
川崎
音=音楽という意味ならちょっと問題は複雑になりますよね。
ショパンコンクールのピアノでは上位7位中6人が男
チャイコフスキーコンクールバイオリン部門は
比較的女性が多い。
野生の音、となると確かに男の方がいいかもしれません。
ただし若い時代のみ(笑)