進化が示す、健康法則・人間の脳の不思議

是非一度、次の動画をご覧下さい。

(https://www.youtube.com/watch?v=vujELzwcdpQ)

脳だけに限らず、肝臓は3分の2を切り取っても再生するなど、人間の身体は実に不思議なものです。

この脳のお話は、偶然に発見されたものです。

2人の子供を持ち、役所に勤める40歳代の普通のフランス人の頭部、脳みその部分をたまたまCTスキャンで撮影した時に、脳みその存在がほとんど認められないことが分かりました。

動画中央を見ていただければ分かりますが(動画の1分:06秒~1分27秒)、その道の専門家でなくても異常なことが分かります。

臨床医学的には異常がないそうですが、脳科学的には考える時にいったいどの脳みそを使うのかと思われるほど脳みそが半分以下しか見えません。

別な例では、50歳前後のトラックの運転手で、頭蓋骨の中の異常がCTスキャンで偶然に見つかりました。この画像(右側)を普通の放射線科か神経科の医者に見せれば、良くて深いこん睡状態か、あるいは死亡した人間の脳と判断されるそうです。

もうひとつの例は、最も新しくて世界的に有名な医学雑誌に2001年に発表された、3歳の時に左脳を摘出された少女の脳(画像左側)なのですが、特殊な炎症があったので、左側の脳を全て摘出するしか命を救う方法が他になかったそうです。

ご存知の通り、左脳は言語を司りますが、7歳の時に調べられたこの少女は、車椅子の生活などをしているのではなく、ほぼ正常に生活し、オランダ語とトルコ語のバイリンガルになっています。

似たような例は日本人でもあります。

月刊誌「致知」の2015年10月号の記事からですが、アメリカに住むご家族で、10分おきに癲癇の発作が起きる脳炎を患った幼女が、左右の脳の回線を切って、脳炎がある右の大脳を切除する手術を日本で受けました。

当然のごとく、手術後に左半身の機能が麻痺しました。

でもリハビリを頑張った結果、5年後には左脳が発達して、右脳の機能を上手くカバーするようになり、歩いたり走ったりできるようになったそうです。

「この子は本当に難病だったのだろうか?」と思わせるほどだそうですが、それだけではなくて、日本語と英語の立派なバイリンガルになっているそうです

あのアインシュタインでさえ、脳みそのわずか数パーセントしか使っていなかったと言われますが、これらの事実を見ると、人間は脳の本当にほんの僅かな一部しか使っていないことがとても良く分かります。

つまり逆を言えば、脳をもっと使えるのではないでしょうか。私たち人間はとてつもない潜在能力を秘めていると言えそうです。

横になっているだけの基礎代謝で60%も消費する人間のエネルギーですが、成人の約20%は脳みそが使っているそうです。

例えば脳みその重さが約1.5kg、体重が70kgの成人の場合、脳みそが体重のわずか2%ほどしかないことを意味しますが、その僅か2%が、20%のエネルギーを使うのです。

それは子供になると極端に多く、約50%にまでなります。

生まれてから大きくなるまで、ずっと学習を続けているからだそうですが、身体を動かして元気に動き回っている子供たちは、実はそのエネルギーの約半分までは脳みそが消費しているのです。

人間の脳みその中にある、神経回路のつなぎ目であるシナプスは、100兆個以上もあるそうです。

そしてそれらは良い刺激で成長が促進され、経験や刺激を積んでいくことで太くなり、より短時間で考えられるようになります。

つまり、使えば使うほど頭は良くなるのです。0歳から3歳までの間に、シナプスの結合が活発で爆発的に増え続け、大脳の基本的な発達は成人の約8割まで出来上がります。

その後の増え方は緩やかになり、6歳で9割ほどが完成するそうです。

つまり、その時期の教育がとても大切であることを表しています。

子供が文法を覚えるのは、実は生後7ヶ月の頃からだそうです。「えっ、しゃべれるようになる前から?」と思いますが、実験の結果、それが分かったそうです。

文章を変化させて生後7ヶ月の赤ちゃんに聞かせ、その興味の度合いからそれが分かるそうです。

子供は爆発的に学習しているので、既に習った形の文章は退屈となりますが、それが新しい形になると、とたんに再び興味を示し始めるそうです。

ちなみに目の前で飲み物の容器を移し変える動作を、チンパンジーの赤ちゃんと人間の赤ちゃんの目の前で行って目の動きを調べると、チンパンジーは動くものだけ見ているのに対して、人間の赤ちゃんはその動作を行っている人の顔も見ているそうです。

両手が不自由、あるいは両手そのものが無くても、足で洋服を着替えるなど、普段の生活を足でしてしまう人たちや、足で手のように綺麗な絵や文字を書く人たちに驚かせられることがあります。

私たちは誰でも、神様からそういう潜在能力を与えられているのです。

とはいえ、それはそういう人たちが決して諦めずに頑張った成果なので、誰でも簡単にできるわけではありません。

「できない」と諦めて、人や機械に頼るのもひとつの方法ですが、諦めずに頑張って自分でできるようになるのもひとつの方法です。

そしてその方が自分の能力が高まり、達成感と自信も得られ、さらに難しいことにチャレンジする勇気も得られるのです。

そういう意味では、人生の中で現れる災難、トラブルや問題は、現れれば現れるほど良い訳です。

何しろ脳のシナプスは、経験や刺激を積んでいくことで太くなり、より短時間で考えられるようになり、使えば使うほど頭は良くなるからです。

だから災難、トラブルや問題が現れた時は、嫌がって避けようとするのではなく、逆に諸手を上げて快く迎え入れた方が良いのです。

そうすれば、温室育ちのモヤシにならずに済みます。

日本人の向上心の高さ、丁寧さ、巧みさや協調性などは、太古の昔から天災によって鍛え上げられてきたことが無関係ではないと思います。

長年虐げられ続けているユダヤ人や、暗くて寒い気候の中で育つドイツ人の優秀さも同じ理由が考えられると思います。

生き物は、頼り甘えれば弱くなり、鍛えれば強くなるのです。

後で詳しく出てきますが、もしすぐ近くに嫌な奴がいたら、嫌な奴のお面をかぶった神様だと思って過ごせば自分の人間の幅を広げることができるので、決して避けてはいけません。

川崎

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カテゴリー: ドイツの暮らし, 健康, 医療と健康
進化が示す、健康法則・人間の脳の不思議」への1件のコメント
  1. 佐藤庸子 より:

    脳の仕組みはすごいですね。

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