レンタカーを返す時は、バカを見ないように要注意!

先日、5人ほど日本からのお客様をフランクフルトにご案内するのに大き目の車を日帰りでレンタルしました。

 

一日が終わり、デュッセルドルフに戻った時間がもう遅く、レンタカー会社は営業時間が終わり、閉まっていました。

 

そういう時でも安心?。敷地にクルマを停めて、車の鍵は用意されているボックスに投げ込んでおけば返却できます。

 

でもそれが失敗(?)でした。

 

この返し方だと、車の状態はノーチェックです。

 

レンタカーを返す時は普通、レンタカー屋さんの人と一緒に車をグルッと回ってぶつけた傷などがないかを確認します。

 

今回はそれをせずに返却しましたが、前にもそうしたことがあるので、特に何も気にしていませんでした。

 

するとその2~3週間後、びっくりするレターが届きました。

 

返却された車に傷があるので、200ユーロ程、修理代を支払って欲しいと言うのです。

 

こちらにとっては寝耳に水。全く身に覚えのないことです。

 

弁護士さんが引き受けたがらないレベルの金額でもあったので、最初は暫く放っておきました。

 

でもその後、しつこく何度も督促(Mahnung)が届き、その都度手数料ということで10ユーロずつ金額が高くなっていきます。

 

これってまさか新手の詐欺?

 

そこで抗議の手紙を書きました。

 

「運転中は勿論のこと、借りた車が何か別の物と接触したことは無いし、返す時にもお客さんと一緒に確認したので、返却以後のことを確認して下さい」

 

すると何日かたって電話がかかって来ました。

 

「私は営業所の者ですが、当社の法務部から連絡があり、返却時にノーチェックの場合、次の日の朝、当社の担当が車を受け取るまでにもし何か車に起きた場合は、お客様の責任になってしまうのです…」

 

つまり、車を返した時には何もなくても、夜中の間に何かが起きたら、それは借り手の責任になるということです。

 

それは少しおかしいと思ったので…:

 

「ちょっと待ってください。返した時点で車は無傷で、返した場所はそちらの敷地内ですが…」

 

「夜中の間に敷地内の車に何かが起こる可能性があるのであれば、敷地内に不届者が入れないようにすべきではないですか? 」

 

「そしてレンタカーと、レンタカーを借りた人は何らかのセキュリティーシステムで出入り出来るようにすべきではないでしょうか?」

 

伊達にドイツに40年近く住んでいるわけではありません。泣き寝入りは自分のためどころか、相手の為にもなりません。

 

さてそこで帰ってきた相手の返事は、法務部の人からは既にそこまではOKと言われていたのでしょう…:

 

「今回のことは、お互いノーチェックだったということで、この際半分ずつ負担しませんか?」

 

そこで私は答えました。

 

「分かりました。それではその半額の請求書を送って下さい。弁護士に相談してみます」

 

弁護士は普通、争う内容の金額が200ユーロ位だと嫌がります。仕事(儲け)にならないからです。

 

ユーロで3桁の後半、つまり1.000,00ユーロに近くないと面白くないようです。

 

それは両者に共に言えることですが、相手には法務部があるようですから、少し勝手が違うでしょう。

 

大事なことは裁判になった時、争い事の流れというか、弁護士の言うことはかなり論理的であるということです。

 

つまり、自分でその論理を組み立てられれば、どういう流れになるか、どちらに落ち度があるかは分かってきます。

 

そうなると、これは相手に落ち度がないから逆らっても意味がないとか、落ち度があるから攻める意味があるとかの判断が出来ます。

 

そこで多くの人が間違ってしまうのは、自分の立場で考えてしまうことです。

 

自分はXXXユーロ損をしてしまうからとか、自分はこれだけのことをしたのだから…等です。

 

そうではなくて、あくまでも中立的な立場から考えないと正しい結果予想は出てきません。

 

自分がいくら損をするかは無関係です。そして自分がどれだけやってもそれが相手に伝わっていなかったり、効果を現していなければ意味がありません。

 

相手は…:

「分かりました。法務部にそのように伝えます。

 

さて一体、どういう結末になるでしょうか(笑)?

 

あり得る可能性は、半額で改めて請求してくるか、あるいはもうこのまま何も音沙汰がないかです。

 

半額のオファーが出たということは、相手は少なくとも当初の半分は非を認めたことになります。

 

そしてこちらには分からない・見えない可能性としては、本当は半額どころか、100%こちらの言い分を認めるものの、半分は交渉してみようという相手の戦略です。

 

レンタカーを返す時は、必ずレンタカー会社の人と一緒にチェックしましょう!

 

川崎

編集後記: 上のブログを書いてしばらく経ちますが、先方からの連絡が途絶えました。どうやら分が悪いと諦めたようです。

さすが法務部の専門家。無駄な争いはしないようです…笑。

と思っていたら、何と、ご丁寧に次のメールが届きました。

相手側の主張を引っ込めるそうです。

そして最後に迷惑を謝ってもいます。

Ihr Einspruch wurde uns als zuständige Schadenabteilung der Firma XXXXXe GmbH, die Vermieterin ist, vorgelegt. Nach Durchsicht Ihres Schadensfalls sind wir zu dem Entschluss gekommen, dass wir hier von der Rechnung zurück treten werden.

Ihre Anmietstation wurde soeben von mir angewiesen Ihnen Ihre Schadenrechnung zu stornieren und weitere Schritte einzuleiten.

Sie bekommen in den nächsten Tagen eine Stornorechnung per E-Mail oder per Post, je nachdem was Sie angegeben haben, zugeschickt.

Für entstandene Unannehmlichkeiten möchten wir uns entschuldigen.

Für eventuelle Rückfragen stehen wir Ihnen gerne zur Verfügung.

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