見てください、車の上に積もった黄色い粉。
これ、埃ではないんです。
たったの1日で積もった花粉です。
これを見たら、これに反応しない人の方、つまり花粉症のない人の方が不思議になります。
花粉症は、身体の過剰な反応だそうですが、宙に舞うこの粉に反応するのが過剰なのか、それとも反応しない(花粉症ではない) 人が鈍いのか…笑。
日本から来てまだ数ヶ月の人が、先週から急に花粉症が始まったそうで、薬に頼るかどうか迷っていました。
ドイツではスギ花粉がないと聞いて、それまで安心していたそうです。
「ドイツでは、薬局はAの看板が出ているお店ですよね?」と、その彼。
「そうです。Apothekeです!」と、私。
そして続けて…「医者の処方箋なしでも結構効く薬が売ってますよ」
さらに続けて… 「でも万物に必ず長短ありで、よく効く薬の長所の裏側は必ずそれなりの短所があると思います…」
「例えばコルチゾンとか…怖」
そこで私のかなりひどい花粉症が、キャベツのお陰で、7~8割治っていることも勿論お伝えしました。
詳しくはこちら。
それにしても私の花粉症、1979年にドイツに来たばかりの頃は、6月の1ヶ月間だけでした。
でも、コルチゾンの注射を頼るひどさ。
それが年々と早まって、今年は何ともう1月から。
終わるのは7月の上旬と、昔からそのまま変化がないので、それは何と一年の半分も花粉症に悩まされていることを意味します。
今年の場合は、1月からかなりひどく、1月の時点で既に数日間は食塩水のお世話になりました。
食塩水のお世話になると、結構楽になります。その意味は、鼻から食塩水、そして目に食塩水です。
生理食塩水と言うのでしょうか、人間の身体の約6割(私のような老いぼれの場合)~7割(赤ちゃん)を占める水分が丁度そうらしいのですが、約2%の食塩水で目と喉を洗います。
目の場合は、水に潜る時の水中眼鏡の役割の逆をいきます。つまり、水中眼鏡に食塩水を入れて、そこに開いたままの目を当てて、中で目玉を1~2分動かします。
これは簡単で、誰でも出来ると思います。
難しいのは喉の方です。喉とは言っても、鼻と口の繋がっている部分に食塩水を通します。
ケルンに住み、サッカーのLeverkusen、スカウト部隊に勤務し、以前うちに細貝選手を連れて来た友人もひどい花粉症持ちで、彼の場合は私の6月という遅めと違ってひどいのが早い時期。
今年の1月に自分がひどいのだから彼はもっと大変だろうと思って聞いてみると、「教えてもらった鼻から食塩水で大丈夫!」とのこと。
鼻から食塩水は、コップに食塩水を入れて片方の鼻の穴に付け、もう一方の穴を塞ぎ、食塩水を吸い込みます。
吸い込んだ食塩水は口から出て来ます。そうやって食塩水で洗うのですが、慣れないと簡単ではありません。
練習してもダメな人もいるようですが、慣れるとこの方法で結構楽になります。
普段の私の場合、3月~4月の間に数日、時には6月も2、3日ひどくてこの方法が一日2、3回必要になります。
川崎
なんの花粉なのでしょうか?
日本の場合は殆どが、スギ花粉です。北海道は杉がないので花粉症は白樺花粉が多く
最近はそれよりひどいのが中国からの黄砂です。文字通り車はまっ黄色になるし
ひどいもんです。
ウォーキングしてると指と指の間が帰宅するまでの間にざらつくほどです。
最近はただ歩くだけでもマスク姿の人がホント多くなりました。
ドイツのインターネットでググると、白樺、松、菜の花だそうです。
1日でこれだけ車の屋根に積もるのですから、感じる・反応する方が正常な気がするのですが…
と言うと、全く大丈夫なカミさんに怒られそうです…