以前、良く知る知人がポツリと一言こぼしました。
「育児がこんなに大変だと分かっていたら、子どもを産んだかどうか…」
愚痴をこぼしたかっただけなのか…
どの程度本気で言ったのかは分かりません。
その時の心境にもよるでしょう。
それを聞いて、自分もうちでもっと家事、育児の手伝いをしなくては…
と、強く思いました。
うちの場合、今はもう15歳、12歳、11歳なのでそれ程ではないようですが、確かに以前は…
その人の器用さとかも関係するかもしれません。
持論ですが、子どもを作って育てるのは人間(生き物)の使命だと思っています。
なぜか?
もしそうでないと、いつか人間はいなくなってしまいます。
第一、自分の存在自体、親が産んでくれて、育ててくれたからこそあり得ます。
それを大変だからという理由で子どもを作らないなどと言うのは、数多く存在する生き物の中で唯一人間だけです。
以前、高学歴で見識が高い年配の女性とどういうわけかその話題になりました。
「子を持つのは人の使命」という私の一言に対する彼女の一言は、「どうしてそんなことが分かるの?」でした。
そしてすぐに、「しまった!」
彼女には子どもがいなかったんだ…汗。
…と思い出しても後の祭り…
でもその人の場合、育児が大変だからというのが子どもを持たない理由ではないと思います。
なぜなら彼女は子ども好きだからです。
世の中には、子どもが欲しくても持てない夫婦が結構います。
それはしょうがないことと諦めるしかありません。
あるいは医学などの力を頼るか…
「男だからそんな勝手なことを言うけど、女の大変さを考えてみなさい!」
と言われてしまうかも知れません。
その通りです。
大変なのは女性(母)です。
だから男は家事や育児をできるだけ手伝わなければと思うのです。
それは以前、「女は弱し、されど母は強し」で書いたので、是非ご一読下さい。
うちでは、と言うか、私の場合、そのことに気がついてからは、掃除や皿洗いはなるべくやるようにしています。
洗濯は別です。私流(白物も色物も一緒に洗い、アイロンをかけない)に洗濯をするのは嫌がられるからです。
平日の夜と週末は家族と一緒にいる時間で、基本的には外に出ません。
今でも不思議に思うのは、子どもがいる家族で週末にゴルフに行けるお父さんの存在です。
どうしてそんな器用なことができるのか…
どうやって奥さんを納得させるのか…
普段、余程奥さん孝行をして辻褄を合わせているのかも知れません。
でも自分の周りで、子どもがいて週末にゴルフに行っていた人はその後離婚した人が多いと言ったら考え過ぎでしょうか?
どういう意味かと言うと、子どもがいるにもかかわらず、お父さんが週末にゴルフに出るという行為は、奥さんにとっては耐え難い行為で、それはその後離婚にまで繋がってしまうという意味です。
男が一定の年齢に達して会社を定年退職すると、奥さんから三つ指をつかれて離婚するというケースが多いようです。
子どもがいるうちは奥さんも我慢してくれているものの、そうでなくなると見放されるようです。
ゴーイングマイウェイなB型の私などは特に気を付けないと…
川崎
「私は子供がいませんが子供は好きです。多分、他人の子供だから客観的になれるだけなのかも」について…
私もまだ子供がいなかった頃、たまにしか会わない妹の子供がかわゆくて、かわゆくてしょうがありませんでした。
「たまに会うからこんなにかわゆいんだろうな~」と、妹にひとことつぶやくと、
「ちがうよ、お兄ちゃん。これが自分の子どもならもっとかわいいよ!」と言われました。
そして何年かたって、自分の子どもができた時、妹のいうことが本当だったことが分かりました。
日本はあと30年もすれば多くの市町村が過疎化、少子化のため滅ぶそうです。
人間、3人子供がいて国が保たれるよう。
私は子供がいませんが子供は好きです。多分、他人の子供だから客観的になれるだけなのかも。
使命感もありませんしね。
日本、1.5人の子供で日本が存続できるわけがありません。
また日本は、教育に世界屈指のお金がかかる国。塾に習い事、私学の授業・・・・
過疎化に悩む地域では、東京の大手予備校の講師まで呼んで無料にして
少子化対策を乗り切ろうというところまで出てきているようです。