進化が示す、健康法則。Wer rastet, der rostet = 休む者は錆びる。

腰痛のある人が、ウォーキングを始めてしばらくすると治ってしまうというお話を良く聞きますが、それはごく当たり前のことではないでしょうか。

「ウォーキングで腰痛が治った」という表現は実は間違った表現で、本当のところは「歩くという動作が人間の身体にとって必要不可欠なのにもかかわらず、それを十分にしていないから腰痛などの身体の痛みが出てくる」というのが正しい表現ではないでしょうか。

人間の身体に欠かせない動きを再び始めれば腰痛が治るという単純な仕組みです。

私も腰痛持ちです。

しかもそれは若い頃のオートバイ事故が関係しているようで、引っ込めるのも一筋縄ではいきません。

それでも定期的なジョギングに加えてストレッチ、ブリッジ、逆立ちなどで鍛えて柔らかくし、見事に引っ込めてしまっています。

普通の腰痛の人、つまり運動不足から来る腰痛は、ウォーキング等で比較的簡単に治しやすいと思います。

私の腰痛のように、オートバイで転倒して気を失い、坐骨骨折、腎臓出血で1週間以上入院し、触っても分かるほど骨が曲がってしまったような腰痛はタチが悪くてウォーキングだけでは症状が軽くはなっても治りません。

でもだからといって諦めて常に違和感を引きずって生活し続けるわけにはいかないので、故障した膝同様、周りの筋肉を鍛え、ストレッチでまわりのスジを伸ばしてみることにしました。

それには週に3回の腰のストレッチ、ブリッジ、逆立ちを続けるという手間がかかりますが、それらによって腰痛をほぼ完全に引っ込めることに成功しています。

逆立ち歩きはジョギングの途中、ストレッチとブリッジはジョギングの後で身体が温まっている時に行います。

ブリッジも最初は腰が全然曲がらずにできませんでした。

肘と膝の部分だけが曲がり、体はほぼ真っすぐなので無理もありません。

それでも半年や1年という長い時間をかけて少しずつやわらかくしてゆくとできるようになります。

逆立ち歩きも同じです。

最初は難しいのですが、諦めずに時間をかけて練習するとできるようになります。

逆立ち歩行をしていると、腰への負担が良く分かり、腰が鍛えられているのが感じられます。

それらを始める前、つまりジョギングと水泳では腰痛を完全に抑えることはできませんでした。

ほとんど引っ込んではいたものの、ちょっとした腰の動きで腰の辺りに変な感じがあり、自分が腰痛持ちであることをその度に思い出します。

ストレッチ、ブリッジと逆立ちで今はほぼ完全に消せています。

現代人にとっては車での移動が当たり前のようになってしまい、本来なら歩くはずの距離でもついつい車を使ってしまいます。

そういう私も以前はわずか1km強の通勤に車を使っていました。

建物内の上下の移動もエレベーターがあるからといって、わずか1~2階上がるのにもついついエレベーターを使ってしまっていないでしょうか。

ひどい人は1階降りるのにも使っています。身の周りで知っている例では、早朝のプールに健康のためにわざわざ泳ぎに来る人が、わずか1階の上り下りにエレベーターを使っているのです。

エレベーターは人を運ぶために作られたものですが、人間はエレベーターに乗るために作られたのではありません。

椅子は座るためにできていますが、人間の身体は座るためにできているわけではありません。

人間の身体は動くためにできています。座るのは休む時だけです。

スポーツをしている人のやり過ぎや怪我などを除けば、成人の腰痛も、四十肩も、その他体中様々な支障や痛みの原因のほとんどは、運動不足によるものではないでしょうか。

そこへゆくと子供たちの身体はまだ柔らかいのでそういう心配がほとんどありません。

問題になってくるのは大人になって身体も固まり、運動量も減ってくる頃です。

歳を重ねれば重ねるほどひどくなってゆきます。そこへ飽食が追い討ちをかけます。

足腰に限らず、腕も勿論動かすためにできています。

前方、横、上下、そして一部を除いた後方、いろいろな方向に動かせます。

そのようにあらゆる方向に動かせるように、関節も、筋肉も、腱も作られているにもかかわらず、一日中座ったままでパソコンのキーボードを打っていたら衰えないはずがありません。

四十肩や五十肩が出てくるのは当然のように思えます。

長い間座り続けて仕事を続けていると、例えば机に対して椅子の高さが少し低いと肘が机の上に乗ってしまってすぐに肩がこりますが、それは姿勢が不自然だからです。

マクロビで言う機能別の歯の比率で食事を取るのがベストだとすれば、身体を動かす優先順位や頻度も身体の出来具合の比率に合わせればベストではないでしょうか。

つまり、最も発達した足腰を使う、つまり歩く、走るという動作をメインに行って、その次には腕や肩などを良く動かすという方法です。

森信三さんという、国民教育の師父と呼ばれる偉大な方が昔教育界にいました。

寝る時は枕無しが健康に良いと仰ることだけはどうしても納得できませんが、座っている時の姿勢に関して、腰を起して背筋を伸ばすことを提唱されていました。

腰の骨を前方に押し出す動作なのですが、それをすると自然に背筋が伸びて姿勢が良くなります。姿勢が良くなると腰の負担が軽くなって楽になります。

何とか引っ込めていますが、私のような特殊な腰痛持ちにとっては、腰を立てて背筋を伸ばした姿が一番楽なので、ついつい自然とそういう姿勢になり、その正しさが良く分かります。

人から姿勢が良いと言われることがありますが、実はそうしているのが一番楽だからです。

弱くなってしまったがゆえにセンサーになってくれているのは膝だけではなくて腰も同じです。

座り続けたり、動かずに立ち続けたり、姿勢が悪いとすぐに腰が痛くなりますが、姿勢が良いとより長い時間姿勢を保つことができます。

良い姿勢が一番楽であることを腰が教えてくれています。

センサーと言えば、私の左手の中指の先もセンサーになっています。

やはりオートバイ事故で転倒した時にオートバイのハンドルと路面の間に挟んでしまい、関節をつぶしてしまいました。

指の肉を多少失ってしまったので、第一関節はもう一生曲がらずに長さが短くなってしまいました。

肉を失った指の先の方はいつまでたっても皮が薄くて敏感です。

物を触ると汚れがすぐに分かります。

わりと几帳面な人が乗っている車のハンドルが汚れているような時に、たまたまその車を運転させてもらい、ハンドルの汚れに気が付きます。

相手はちゃんと掃除をしているので、「いや、汚れているはずはない」と言います。

そこでウェットティッシュなどでひと拭きすると、ウェットティッシュにうっすらと茶色く汚れがつくのです。

「進化が示す、健康法則」の各ブログ内容は、次の本から抜き出して書いてあります。

川崎

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カテゴリー: スポーツ, ドイツの暮らし, 健康, 医療と健康
進化が示す、健康法則。Wer rastet, der rostet = 休む者は錆びる。」への2件のコメント
  1. 佐藤庸子 より:

    休みすぎ、座り仕事の多い人は病気にかかることが多いようです。NHKでも30分間に一度、座っていることから
    立ち上がり、かかとの上げ下げをするように奨励しています。末梢神経の老化は、スキップを一日60回やることで
    解消するようで2日前からせっせと、おばさん化真っ盛りの私も励んでいます。

    P.S. ネットでデュッセルのブログのみは独立したのでしょうか?日本で観ているのですが
    ブログだけは違うサイトになっているのはいいのですが

    もう一つのこのHPのライバルのHPを間に挟み込んでいるので
    ちょっと探すのに苦労します。

    • netdeduessel より:

      このブログは、最初から独立したサイトで運営されています。
      ライバルのHPの間に挟みこまれているのは、グーグルにしても、ヤフーにしても、自動的になってしまうと思いますので、こちらではどうしようもできません。
      探しにくくて申し訳ありません…

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