先日、ドイツのラジオニュースで知りました。
ドイツ、ナチのユダヤ人に対する虐待行為が、ポーランド人によっても行われていたという噂があるそうです。
それは単なる噂で、何の根拠もないのかも知れません。
それでも、そういった単なる噂かも知れない情報に対して、ポーランド政府は、全世界に散らばる領事館(?)を通して世界中のポーランド人に通達したそうです。
「そういった情報を得たなら、すぐに連絡して下さい!」…と。
その時は政府が抗議するそうです。
日本にも見習って欲しいとても勇敢な対応ではないでしょうか?
反日、嫌日が激しい国に遠慮をしてしまう日本の国民性から考えると、信じられないことです。
日本人特有の…:
迷惑をかけない…
波風を立てない…
穏便に済ませる…
気を配る…
…等は、美しくてはあっても、海外では通用しません。
なぜでしょうか?
日本はやはりガラパゴスではないでしょうか?
大陸の事情を理解するのは難しいようです。
でもガラパゴスだからこそ、世界の物差しで測ると凄い日本が出来たのかも知れません。
そういう私も実は日本のことをとやかく言えません。
来年で在独40年にもなろうというのに、未だに時々ドイツ人に対して(無駄な)気を遣ってしまい、「あっ、これって通じないんだ…」と、意味のないことをしたことに気が付きます…
川崎
‟ドイツ、ナチのユダヤ人に対する虐待行為が、ポーランド人によっても行われていたという噂があるそうです。それは単なる噂で、何の根拠もないのかも知れません。”
→ この見解、全く間違っています。あったことをなかったかのように誘導するようなこのブログ管理者の表現には問題があります。最終的な自身の主張に都合よくすり合わせるかのように事実を捻じ曲げるのはよくないでしょ。事実関係をきちんと調べてください。当時ポーランドは事実上解体されており国内に政府はありませんでしたから「ポーランド政府が国家規模でナチスに協力してユダヤ人の迫害や虐殺をした」ということは理屈上あり得ませんでしたが、個々のポーランド人や組織が関わったり積極的に加害当事者になったという事実はありましたので。今回のポーランド政府による立法は、歴史をごまかし覆いをかけてしまうことを周囲に強制するだけであり、国際社会における国家の名誉の問題に関していえば、日本と同様評判を落とすだけのものだとみるべきではないでしょうか。
以下はポーランドにおけるホロコーストに関する記述です。この中にも出てくるイェドヴァブネ虐殺事件なども調べてはいかがですか。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%91%E3%82%8B%E3%83%9B%E3%83%AD%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%88
次はポーランドの今回の禁止立法がイスラエルでどう受け止められているのかを伝えるBBCの報道です。このブログ管理者にも理解しやすいよう日本語版を張り付けておきます。
http://www.bbc.com/japanese/42901060
またこのポーランドでの立法と韓国での慰安婦問題をめぐる論点をとりあげている江川紹子氏による記事がありますので紹介しておきます。私は彼女の慰安婦問題に関する記述にはいくつもの反論がありますが、ここではそれには触れません。ただし「反日」という単純化された単語だけでしか歴史のテーマを語れないこのブログ管理者には全体を通して読んみ考えてみることをお勧めします。
http://biz-journal.jp/2018/03/post_22544.html
なお違う話ですが、このブログ管理者の情報源と思われる虎ノ門ニュースを制作放映しているDHCが全額出資している番組「ニュース女子」(Tokyo MX)内で、沖縄米軍基地反対闘争をめぐって在日朝鮮人辛淑玉さんに対する重大な名誉棄損の人権侵害があったとBPOがTokyo MXに対して勧告したのが先週のこと。このことをご存知かどうか知りませんが、このブログ管理者も沖縄基地問題の報道に関して「ニュース女子」の出演者・主張・論調と重なる虎ノ門ニュースから流されるデマ情報を支持し積極的に拡散し、一人の人間の名誉と尊厳を傷つけることに加担していたことをここに明記しておきたいと思います。以下のリンクはBPOの決定と関連報道記事です。
https://www.bpo.gr.jp/?p=9428&meta_key=2017
https://mainichi.jp/articles/20180308/k00/00e/040/322000c