靴底は薄い方が良いか、厚くてクッション性が高い方が良いかのブログでいただいたコメントにあった別のテーマです。
それが人間の身体にとって良いものかどうかを考える時、その身体がどうやって出来たかを考えてみるようにしています。
どういうことかというと、ダーウィンの進化論がもし間違っていなければ、過去のうん百万年という長~い時間の中で人間の身体は出来上がってきたはずです。
大昔の人間は、今の私たちと違って、多くの他の野生の動物たちがいまだにそうであるように、食事を取ることが日々の最大の課題でした。
文明の発達など、どう長く見てもここ僅か数千年のこと。
人間が猿から分かれて進化したとすると、その歴史は数百万年。
数百万年の内の数千年などは取るに足らない時間です。
そのとても長~い時間の中で、どんな物を食べ続けてきたかで、胃や腸、顎や歯がそれに合わせて出来上がって(進化して)きたかというのがとても気になります。
例えば肉食の西洋人の腸は、穀物食の日本人のそれよりも、約2割短いそうです。
極端な例でいうと、胃を4つも持つ牛の存在などがあります。
サメや猛獣などは獲物を食いちぎって胃に放り込むだけですが、草食動物は臼歯を使って何回も噛んでいます。
顎や歯でいうと、絶滅してしまったネアンデルタール人の顎や歯は、かなり頑丈でした。
ちなみにデュッセルドルフの郊外、車で20分位の所には、かなり立派なネアンデルタール博物館があり、進化ということに関して特に興味深い資料が多いのでお勧めです。
館内案内用の音声ガイドには残念ながら日本語はありませんが、数ページの日本語の説明書があるので、もし行ったら是非入り口で求めて下さい。
穀物を食べる動物の歯は、その目的に適して臼歯です。
肉食獣の多くのそれは、同じ理由で犬歯です。
人間の歯の多くは臼歯ですが、犬歯も少しあります。
それが何を食べたら良いかを表しているという説がありますが、正にその通りのような気がします。
1日に何回食事を取るのが一番良いのか?
というのも同じ考え方で答えが出てくると思います。
1日3回食事を取るというのは、大きくは現代人の生活や仕事の関係からではないでしょうか?
ということは、それを始めてから今までの時間は、うん百万年の生活様式と比べると…?
今の人間の身体が出来上がるのに要した長い時間の間、人間は1日何回食事をしたと想像できるでしょうか。
基本は、身体が求めたら、つまりお腹が減ったら食べる、喉が渇いたら飲むではないでしょうか?
川崎
そうですね、多くの肥満がそういう現代の誤った食生活から来ているのかもしれません。
日本も「江戸時代」は朝、夕、2食生活でした。普通の主婦も、「大工さん」みたいな体を
使う仕事も・・・・。そして三時頃には、軽い食事をとったそう。それが「おやつ」です。
そんな2食生活+おやつ で十分なはずです。
佐藤様
いつもコメントをありがとうございます!
つまりは、その人(の身体)が求めるものを供給するのがベストだと思います。
但し、そこで注意しなければいけないと思うのは、真剣に心から身体に耳を傾けて、本当にお腹が空いているのか、本当に喉が乾いているのかを見極めることが大事なのだと思います。
それができないと、ついつい食べ過ぎで太ったりしてしまうのだと思います。
川崎
こんにちは!一日何食がいいかというのはおもしろいテーマですね。わたしは、最近、薬を飲む関係で、一日二食にしていますが、基本的には一日一食です。三食とるべきだと人からよく言われますが、こういうのは、体質によって変わるものではないでしょうか。
Wildsum様、
コメントありがとうございます。
「体質によって変わる...」正に、その通りだと思います。
一日に3食、食べると調子の良い人はそうすれば良し、一日に2食の人も1食のひともしかりではないでしょうか?
つまりは、その人(の身体)が求めるものを供給するのがベストだと思います。
但し、そこで注意しなければいけないと思うのは、真剣に心から身体に耳を傾けて、本当にお腹が空いているのか、本当に喉が乾いているのかを見極めることが大事だと思います。
それができないと、ついつい食べ過ぎで太ったりしてしまうのだと思います。
川崎
正にその通りだと思います。