進化が示す、健康法則

人間にとって一番良い動き、運動とは

現代人は、文明の発達によって素晴らしい快適さを享受できるようになりました。この世に乗り物がまだ存在しなかった頃に歩いて移動した距離を、今や電車や車に乗ればあっという間に移動できます。

自分の身体を使って行っていた家事は、みんな家電がやってくれます。とても便利な世の中です。でもそこで欠けてしまったことは何でしょうか。そうです、身体の動きです。

生活を快適にしてくれた数々の機器が人間の代わりに動いてくれるので、人間は身体を動かさなくなってしまいました。元々動くように作られている身体が動かなくなってしまったのです。

前章にあるように、動かなくなってしまったところへ追い討ちをかけるように飽食の時代です。しかも身体によくないものばかりを食べています。

私はたまたま23歳の頃から週に最低1回はジョギングをしていました。そして40代の後半に始めたサッカーで怪我をして、左膝の半月板損傷で手術を受けてからは走れなくなってしまいました。

健康のために20年以上続けたジョギングを断念することになったのです。走ると左膝が腫れて重くなってくるからです。運動をしないのは身体に良くないと分かっていたので、走る代わりに水泳を始めました。週に1回から初めて、最終的にはほぼ毎日のように早朝泳いでいました。便利なことに、ドイツのプールは平日の朝は 6:00 に始まります。5年間くらい続けていました。

そんなある日、ソフトボールの練習試合で運良く大きなホームランを打てたのですが、3塁からホームベースへの最後の部分を走っていた時でした。頭の中では相変わらず1塁から3塁までと同じように走っているつもりなのですが、足がそれについていけずにもつれるような気がしました。

周りの人は見ていて気が付かない程度だったそうです。幸いセーフで間に合ってホームランにはなりましたが、足腰の運動不足は間違いのないものでした。

そしてまたある時は座って仕事をしている時に立ちくらみが起きました。元々貧血気味なので、横になっている状態や、座っている状態から立ち上がる時に時々立ちくらみが起こりますが、立ちくらみと同じ状態が、座ったままの状態で起こりました。そばにいた人によると、顔が真っ青ではなくて真っ白で、全身冷や汗をかいていました。

座っていてもつらいので床に寝て待つこと約3時間。その後は何ともなくなりました。何ともなくなったので、医者に行っても原因が分かるはずがなく行きませんでした。そのめまいのごく軽い症状は、車の運転中にも起きました。

もし運転中に重い症状が出たら大変です。毎日通勤や営業で出て歩くということがなく、ほとんど座りっぱなしの事務仕事なので、足腰を使う運動が不足しているとしか考えられませんでした。

ちなみに貧血気味で立ちくらみを起こす人に、バタンと倒れてしまわないようにする方法があります。立ちくらみを起こしたらすぐにしゃガンで下さい。しゃがむのさえ大変だったら腰を曲げて頭を垂れるだけでも大丈夫です。

頭の位置を心臓と同じか心臓より低くすることで、血液を送るポンプとして心臓の働きを助け、脳に血、酸素を送りやすくします。そうせずに立ったまま壁に頼ろうとしたりするのは良くありません。立ちくらんだらすぐに頭の位置を低くするのです。

そこで水泳だけでは心配で、走れないのならせめて歩こう、ウォーキングを始めようと思ったのです。ウォーキングは腰痛を治してしまうなど身体に良いことは以前から知っていましたが、ほぼ毎日の水泳という運動で十分だと思っていました。

でもいくら毎日泳いでも、歩く、走るの運動の代わりにはなっていなかったのです。人間は何百万年もの長い間、歩き続けた結果として現在の大きくて強い足腰が出来上がったのだと思います。

猿から人間への進化を1コマ漫画のように表した、本誌の表紙にあるような絵を時々見かけます。左右どちらかの端に猿らしきものが描かれていて、反対の端に人間らしきものがいます。

その間に何種類かの私たちのご先祖様たちが描かれていて、猿から人間の方に行くにしたがって丸い背中がまっすぐになると同時に身長が伸びていきます。あれは数百万年もの間の猿から人間への進化を大変良く表してはいないでしょうか。

「進化が示す、健康法則」の各ブログ内容は、次の本から抜き出して書いてあります。

川崎

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カテゴリー: ドイツの暮らし, 健康, 医療と健康
進化が示す、健康法則」への2件のコメント
  1. netdeduessel より:

    たちくらみは、頭に行く血液(が運ぶ酸素) が十分でないことから起きると理解しています。
    心臓は、血液を体のあらゆる場所に送り出し(&戻し)ていますが、心臓より高い頭に血液を送るには重力がかかります。

    しゃがむことにより重力を減らしてあげて、心臓のポンプの作業を楽にしてあげることによって、酸素を十分に含んだ血液を送りやすくなるから立ちくらみが引くのだと思います。ですから、寝るのが心臓にとっては一番楽なはずです。

    血液は酸素に限らず、栄養素、不要物などの色々なものを運んでいます。なので、同じ理由から来るものは貧血に限らずに、寝るのが一番身体(心臓) を楽にしてくれるはずです。

  2. 佐藤庸子 より:

    立ちくらみしたらしゃがむのですか?
    貧血じゃなくても効くのですか?

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