無敵のビジネス

無敵と聞くと、その存在があまりに強くて競争相手が全然かなわないというイメージが湧きます。

 

でもそうではなくて、読んで字のごとく、敵が存在しないという状態は素晴らしいことではないでしょうか?

 

別な言い方をすれば、オンリーワン(製品)です。

 

実は10年以上も前の2006年。どういうわけか運良くそういう状況を作り出すことができました。

そういう状況を作り出せたというのは傲慢な表現です。求められることを熱心に行っていたら、たまたまそういう状況になったというのが正しい表現です。

未成年が買えないようにドイツのタバコ自販機に取り付けられた年齢判別装置です。

 

これが数十万個も売れてしまいました。と書くと、計算の早い人は「すげ~、売上!」と気がつくかも知れません。

 

実際に、会社の銀行口座に信じられない金額の口座残高が…

 

でも安心?して下さい。止めたにもかかわらず、製造パートナーが作り過ぎてしまい、たまごっちの二の舞になりました。

 

つまり、大量の作り過ぎ在庫は処分せざるを得ず、それほど利益が出ない結果となりました…涙。

 

その頃のドイツには、タバコ自販機が80万台もあったのです。現在はその半分に減ってしまいましたが…

 

そこにオンリーワン製品、つまり今までに存在しなかった製品を出すことが出来たので、競合ゼロの状態になりました。

 

その後もどういう訳か数度、いくつかの製品をオンリーワンで出すブルーオーシャン状態を作り出すことができたのですが、その内に後から出てくる競合にやられてしまうだけではなく、仲間である製造パートナーにも裏切られてしまい、踏んだり蹴ったりです(涙)。

 

その負の遺産で今後老後まで大変なのですが、そういうブルーオーシャン経験を何度か味わってしまうと、既に競合がひしめき合う競争の激しい業界に入って行く気が起こりません。

 

と言うか、自らが新手の競合になって既存の業界に入って行くのが嫌になります。

 

但し、無敵にも欠点があります。競合がいないと、どうしてもあぐらをかいてしまうことです。それは人も、人の集団である組織も同じです。

 

過当競争は良くありませんが、競争がないのも良くありません。

 

川崎

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カテゴリー: ドイツの暮らし, ビジネス, 日本、日本人について
無敵のビジネス」への1件のコメント
  1. senryusato より:

    そうですね。闘志を燃やすのはライバルあってこそ。日本には「ライバルの悪口をいうな」という
    大会社の教えがあります。意識しながらも、その悪口を言わないで自社製品を売り込めということらしいです。
    でも、仲間の裏切り ってこれはきついなあ。

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