ドイツのある暑い日に我が家で起こったとても不思議なハエの大量発生事件

それは去年の夏に始まりました。
どういう訳か、玄関のドアの内側にしょっちゅう10匹前後のハエが集まっているのです。
ドアを開け放ってハエを外に出そうとしたり、掃除機で吸い取ったり、殺虫スプレーを吹きかけた後に掃除をしたりしますが、どういう訳か数日から一週間程の間には再び同じ状態になります。
去年の夏はそんなことを何回か繰り返し、寒くなるといつの間にかハエも出なくなりました。
そして今年の夏。と言うよりまだ夏前。今年は5月の時点で気温が30度を超える日が出たりして早い夏の始まりのようです。
こういう年の8月はとても涼しかったりします。
6月の中旬で去年の夏と同じハエの状況が再現されるようになりましたが、どうも昨年よりひどいようです。
玄関の内側に集まる10匹前後のハエをいくら退治しても、僅かな時間で同じ状態になります。
「このハエは一体どこから出て来る??」
台所にはその様子は一切なくて発生源ではあり得ません。
「ガレージから? 地下から?」
ガレージから来るにも無理がありそうです。ドアが一枚あるからです。
「じゃあ、地下から?」
でも地下にはハエの餌となりそうな餌や水分はありません。
「おかしい…」
その内に分かってきたのは、地下に無数のハエの死骸が現れていることです。
「発生源はやはり地下?」
でも地下にはハエの発生源になり得るものが無い…
地下に転がる数十ものハエの死骸を掃除機で吸い取るのですが、それも数時間もすると同じ状態になります。
地下には普段使わない物や旅行カバンなどが置いてあるだけです。
その頃になるともう理解に苦しんでインターネットで調べるようになりました。
キーワードは、「ハエの大量発生」
でもこれといった探し求めた答えは出ていません。
やはり何か餌となるものがない限りハエは発生しないそうです。
良くあるケースは、ネコやネズミなどの死骸があって、そこに発生するというものです。
でもそうなればその死体が腐って臭いハズです。
ウチの地下は地上階と同じ広さがあり、ボイラー室や洗濯室の他にも物置となっている部屋が4つあります。
でもどこからも何も臭わず、小動物の死骸などもありません。
「一体どこでハエが発生しているのか???」
そんな時に一緒にハエ退治をしてくれていた長男が、「この小さなドアは?」と言いました。
それは、ボイラー室のすぐ横にある壁に取り付けられた縦横僅か20cm x 15cm程の通気の為か何かの扉のようです。
端っこの方に僅かに隙間がある鉄板の扉ですが、もう長らく開けたことなどないようで、ペンキのこびり付きで開きませんし、隙間からハエの出入りも見られません。
でもその付近にはハエの死骸が多く転がっています。
念のためにこびり付いたペンキをハンマーで壊し、その扉を開けてみました。
ーーーーー ここから先は、食事中の方などは読み続けることはご遠慮下さい。ーーーーー
開けてビックリ玉手箱。中に嫌という程ハエがいたのです。
幸いにもそのほとんどは既に死んでいるか弱っていたので、それらが一斉に飛び出して来るということはありませんでした。
そんな大量のハエが、小さなドアを開けた瞬間に一斉に飛び出して来たらそれこそオカルト並です(笑)。
中には何と、既に一部白骨化した鳥の死骸が3つほどあります。
どうやらそこで鳥のツガイが巣を作ったようで、小枝が嫌という程集められています。
鳥の種類はその色からカラスが想像できますが、カラスにしては頭蓋骨が小さい。ミイラ化して小さくなった?
我が家は半世紀程前に作られた建物です。約50年前と今の暖房事情は大きく違い、その頃に作られた建物には、屋根の煙突に繋がる家の内部を多くの煙突用配管が通っています。
各部屋に暖炉やストーブがあって木を燃やしていたからだと思います。
それがその後、時代と共に、地下にボイラーを置くセントラルヒーティングに変わり、多くの煙突(の配管)は無用になりました。
その一部に鳥が入り込んで巣を作ったようです。しかも子供まで作り…
余談ですが、事情が変わったのは煙突だけではなくて家の中の電気線も同じです。
当時はまだ、今日のように様々な電気製品を使うとは予想できませんでした。
そこで、家の中のあちこちに配線されている電線やヒューズのキャパが今日の電気製品事情に対して全然足りません。
そこで古い家ではよくブレーカーが落ちたりヒューズが飛んだりします。
それを解消するには、家中の壁の中に張り巡らされた電線を新しくする必要があります。
そうなると、その工事費は少なく見積もっても何十万円はするので、多くの大家さんはやりたがりません。
さて話を戻し、鳥が巣を作ったのは夏の間か何かで、冬になるとボイラーの熱や煙が伝わるなどして出れなくなって死んでしまったのでしょう。
その死骸にハエが集って卵を産んだようです。
ゴミ袋を三重にして手袋代わりに使い、3匹の一部ミイラ化した鳥達と、彼らが作り上げた巣をきれいに取り除きました。
どういう訳か日本のハエのように白いウジは見つからず、成バエ(と言うかどうか…?)か茶色くて大きなハエの卵のような物しか見当たりません。
ゴミ袋の手袋はしているものの、ウジを掴む気持ち悪さは免れました。
きれいにした後も、もし残っている卵がかえってハエになっても家の中には出てこられないように隙間をテーピングしておきました。
これでもう絶対に大丈夫!
と思いきや…
不思議なことに、玄関のドアの所や地下には相変わらず毎日数十匹のハエが発生します。
不幸中の幸いにも元気が無くてすぐにおくたばりになり、床に転がっているので片ずけは簡単ですが、一体どこから現れるのか…
どなたか経験のある方はいらっしゃらないでしょうか?
川崎

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カテゴリー: ドイツの暮らし, 住まいと暮らし
ドイツのある暑い日に我が家で起こったとても不思議なハエの大量発生事件」への1件のコメント
  1. senryusato より:

    昔、住んでいた古いアパート、以前住んでいたおばあちゃんが、樽に漬物をつけこんだまま
    (5樽も!)そこを離れてしまって、蠅の大群に悩まされた時がありました。
    鳥の死骸や古い建物の煙突(今の家にもあります)にはやはり、蠅の縄張り、大軍を発生させる
    原因ありますよ。徹底的に見つけるしかないです。

    どんなところにも卵を産み付けてしまうので(おえっつ!)縄張りを許さない対策するしかないです。

    玄関などにお花とか飾ってないですか?
    今日、うちに来た蠅はお花にくっついていました!!!

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