軟水の日本とは違い、Pilmasenなどの一部の地域を除いてドイツの水道水は基本的には硬水です。
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軟水と硬水の違いは、水に含まれているカルシウムやマグネシウムなどのミネラルで、硬水にはそれが多く含まれていて、軟水には少なく含まれています。
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ミネラルは身体に必要な物なので、それなら硬水の方が身体に良いのかと言うとそうでもありません。
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私のように胃腸が弱い場合、硬水を飲むと下痢をしてしまうことがありますし、アトピーなどにも軟水は欠かせないようです。
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そして軟水は和食にも欠かせません。硬水では本来の和食の味を出せないことがあるどころか、和食の麺などを作れないことさえもあります。
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ドイツの硬水や日本の軟水についての情報は次のページにまとめてありますので、是非一度ご覧下さい。➡︎ http://www.netdeduessel.de/買物/ドイツの食材/ドイツのミネラルウォーター/
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軟水の日本で生まれ育った日本人や和食にはやはり軟水の方が合うようです。
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さて最近ご縁あって、そんなドイツの硬水を軟水に変えてしまう浄水器を取り扱うことになりました。
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今までその販売とメンテナンスを行っていた人が、事情により日本に帰国するので引き継いで欲しいというお話です。
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今回のお話は知人を通して伝わってきました。その知人はこの製品をよく知っていて、とても良い製品なので是非やって欲しいということでした。
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頼まれると断れないのも私の弱点のひとつです。
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その浄水器は実はデュッセルドルフの日本食レストラン、うまいもん、串亭、ながや、なにわラーメン店及び寿司店、リラックス、そば庵、匠1号店及び2号店、焼座衛門の各店舗で既に実際使われています。
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それらのお店の和食が美味しい隠された理由のひとつなワケです。美味しい日本食には欠かせない縁の下の力持ちです。
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店舗だけではなく、それらのレストランのオーナー経営者の数人は、自宅にまで設置して下さっています。
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また、フランクフルトでは岩瀬、らーめん潤、鮨元の各レストランでも使われています。
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それだけの日本食レストランや、レストランオーナーの自宅で使われているということは、その実力が既に証明されているようなものです。
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WHO(世界保健機関)によると、硬度が60mg/Lで軟水、60-120で軟硬水、120-180で硬水、180以上でかなりの硬水ということなので、300mg/L以上のデュッセルドルフやメアブッシュの水道水はかなりの硬水ですが、その硬水のミネラルを取り去り、60mg/Lの軟水に変えてしまいます。
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実は以前、かなり水に凝ったことがあります。水に凝ったというか、どうしたら水を綺麗にできるかにです。
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その答えは納豆菌と似た枯草菌でしたが、そのお話は脱線し過ぎるのでまた次回にするとして、その時に逆浸透膜という存在を知りました。
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逆浸透膜とは、膜の目の細かさが0,1ナノメートル(=0.0000001 mm)〜2ナノメートルのサイズなので、水以外の物を膜で止めてしまいます。
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目に見えない大きさで水に溶けたミネラルどころかウィルスさえもです。
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現在見つかっているウィルスの中で最も小さいと言われるピコルナウィルスやパルボウィルスのサイズは約20ナノメートル。
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桁が違うほどの大きさなので、膜を通れずに止まってしまいます。
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逆浸透膜を通せば、海の水もプールの水も、貯水池の水もみんな飲み水になってしまうのです。
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それほど優れた浄水器なので、お値段の方も決して安くはありませんが、例えばオフィースの社員&来客用の飲料水、コーヒー、お茶用などに使えばミネラルウォーターを用意する必要がなくなります。
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専用の蛇口をひねれば、ドイツの硬水からとても美味しい軟水の飲料水が出てきます。
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実は今回その浄水器をスタディーしている段階で、その逆浸透膜を使った硬水➡︎軟水フィルターのお試し体験モデルを作ってみました。
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そのモデルは、造(軟)水量が少なくて(スピードが遅くて)タンク、ポンプ、他のフィルター等のシステムがないので、1Lの軟水を作るのに6分程かかってしまいますが、飲料用の軟水を得られることに違いはありません。
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硬水から作る軟水がたまるのを少しだけ待てば良いだけです。
そのモデルを購入ご希望の方には150ユーロ(+消費税)にてご用意できますので、詳しくは次のサイトをご覧下さい。
https://aquadiana.jimdo.com/日本語/軟水体験入門モデル/
6ヶ月間お試しレンタルも100ユーロ(+消費税 = 約20ユーロ/月)にて可能です。
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取り付けはごく簡単で、どなたでも簡単に取り付けられますが、それでも取り付け依頼ご希望の場合は往復の交通費や取り付け作業代全て込みで55ユーロ(ネット)にて可能です。
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川崎
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