約半世紀後の世界一を狙っていることはその1と2で書きましたが、今回はさらにもう少し詳しく…
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狙っているのはマスターズ。それは陸上競技や水泳などのオジン、オバン向けのオリンピックみたいなものです。
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水泳のマスターズの場合、日本は18歳からで、国際的には25歳からあるので、オジン、オバン向けという表現は不適切かもしれませんが、上は100歳のクラスとかがあります。
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5歳ごとに年齢別でクラスが分かれていて、自分も含めた多くのオジン、オバンが元気に参加しています。
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http://www.masters-swim.or.jp/about_10rules.php
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下は各国の地区戦、そしてナショナル大会があり、一番上は世界戦です。
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以前100歳クラスの100m短距離競争の世界チャンピオンが日本人のおじいちゃんで、砲丸投げも特訓中というニュースが出たので見た人もいるかも知れません。
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マスターズに興味を持ったのは、何年か前に水泳に凝って個人レッスンを受けた時です。
健康のために泳ぎ、自己流でクロールのタイムを縮めてゆく練習をしていたのですが、1kmを泳ぐのにどうしても19分を切れません。
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1kmを19分というのは、本格的に泳ぐ人たちにするとかなり遅いペースです。
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元々色々なスポーツをかじり、スキー他、ある程度のレベルまで自己流でたどり着いたのですが、上手い人に教わると、グ〜ンと伸びることも知っていました。
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そこで水泳を教えている人を新聞で見つけて習いました。水泳の個人レッスンです。
うちの子どもたちに水泳を習わせいたのですが、その待ち時間を利用して同じプールで個人レッスンを受けました。
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その結果、僅か週に一度一時間程度、数ヶ月の間教わるだけで、簡単に19分を切るどころか、18分も切れるようになりました。
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その先生からマスターズの存在を聞いて知ったのです。
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その先生自身もドイツマスターズには何度か出たことがあるそうです。
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参考までに世界マスターズの出場条件タイムを見てみると、今の自分が精一杯泳いだタイムが、何とか参加にはギリギリセーフ。
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トップたちのレベルを見てみると、現在の自分のベストタイムと85歳代と同じタイム…汗。
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つまり、今の自分のベストタイムは、マスターズ水泳世界大会では、85歳代のおじいちゃん達が叩き出しているのです…汗💦。
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今のベストタイムをあと30年もキープするの(汗)?
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85歳というと、早い人はもう亡くなっているし、遅い人でも普通はどんなに頑張ってもおじいちゃん、おばあちゃんです。
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そういう人たちが、今の自分がめちゃくちゃ頑張って泳いだタイムと一緒?
唖然です。
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一体どうやって(笑)??
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でもその先生から耳寄りなお話を聞きました。
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その先生が実際に見た、あるドイツ水泳マスターズの90歳クラスか何かの大会のお話で、ヨレヨレのおじいちゃんが優勝したのは「その2」で書きました。
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そこで思いつきました。
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長生きだ!
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寝たきりでは無理だけど、ピンコロ(*)高齢だ!
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* ピンピンコロコロの略。高齢までピンピンとしていて、ある日いきなりコロっと逝ってしまうこと。
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つまり例えば、自分がもし110歳くらいまでピンピンしていられたら、水の中では何とか泳げてゴールすれば、周りはみんな既にお墓の中か寝たきりなので、世界一も夢ではないという発想です。
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長寿国として世界一の日本人には大きなチャンスが!
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川崎
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