独占潜入! ドイツの難民用住居の実態

ちょっと仰々しい題ですが、煽るマスコミを真似してみました(笑)。

先日書いたブログでイラク人のハミードさんをご紹介しましたが、彼がビザの関係からデュッセルドルフで仮滞在していたのが難民用に用意されている住居でした。

難民用住居と聞くと、「まだ見たことがないものは見てみたい」の虫がむずむずと騒いで興味津々です。

そこで見学可能かどうかを聞いてみると全く問題ないとのこと。img_5359

ちなみに、「まだしたことがないことはしてみる」あるいは「とにかく先ずはやってみる(やってみなはれ)」というのはとても大事なことです。

なぜかは是非一度「https://netdeduessel.com/2016/05/05/どうして何事も自分でやってみなきゃダメなの?/」をご覧下さい。

img_5356

ハミードさんはイラクの良い家庭の出です。お父さん、お兄さんは外交官で本人はエアバス社のジェット機開発のエンジニア。

それでもビザの関係で一時デュッセルドルフに滞在する義務が発生してしまい、難民用住居に短期間仮住まいしました。

家賃を払える上に日本語を勉強したい彼はうちに引っ越して来る予定でした。

彼から聞くところによると、現在難民住居に住んでいる人たちは自国では裕福な人たちが多いそうです。

難民用の住居の多くはオランダの企業が特需を獲得して作り、中はかなり清潔に保たれています。

出入り口には極右からの攻撃を防げそうな(?)屈img_5355強なドイツ人の管理人が2人いました。入場する来客者はそこでパスポートを預けます。

各部屋には2段ベットが1つとシングルベットが1つ置いてあります。でも実際に大人が住む場合は2人のようです。

キッチンは広くてゆったりとしています。変に感心したのは置いてあった洗濯機で、高級メーカーの業務用でした。つまりヘビーデューティの使用にimg_5358耐えます。

お風呂は男女に分かれて広く、浴槽はないですが清潔そうなシャワーでした。

中東の人たちの癖で、彼の部屋に置いてあるチョコレートやブドウを食べるか持って行けとうるさいく勧められました(笑)。

とても印象的だったのは、彼がうちを見学に来た時に持って来た書類の多さです。

ごく普通に色々と雑談をして終わりそうになった時にその書類に気が付きました。

その書類は全て、彼がいかにテロとは関係ないかを示すような証明書や写真の数々だったのです。

普段彼はこういう時、彼がいかに安全な人物かをまずは証明しなければいけないようです。

うちではそれが不要だったので、肩透かしを食らって物足りなさを感じて最後に説明したのかも知れません(笑)。

そういえば、うちの奥さんも最初は彼の国名を聞いて顔色に不安が出たようでした(笑)。

でも私は高校中退の落ちこぼれ。ゲーテに行っていた時も、そこにいた日本人はみんな真面目な学生や駐在員。

話が合わず、引け目も感じたので日本人とはほとんど付き合わず、スペイン人やアフリカ人、中東の人たちとずっと付き合っていました。

学校の最後のパーティーでたまたま日本語で話した日系銀行員さん(?)から、「あなたは日本語のできない日系アメリカ人か何かと思っていました…」と言われてしまいました。

カタールから来ていた2人の警察官幹部候補とは特に仲良くなり、年上だった彼らからはかなり可愛いがって(色々とよくして) もらいました。

彼らが当時ドイツで買って乗っていたスポーツタイプの車、アルファロメオを、彼らがドイツを離れる時にタダでくれようとしたのです。

そういう中東の彼らの気前の良さを知っていたので、その後しばらくしてニュースになった、1人の中東のお金持ちと、あるドイツ人女子大生のお話もすんなりと信じられました。

ある1人の中東のお金持ちがドイツで乗り回しているロールスロイスでフランクフルトの空港に向かっていました。

ロールスロイスとはいえ、所詮は機械。壊れる時もあります。フランクフルトの空港に着く前にアウトバーンでエンストです。

そこに通りがかって止まったのがエンテ(*)の女子大生。良い学生さんだったようで、親切に色々と心配してあげて、結局最後は自分の車で空港まで送ってあげたそうです。

* エンテ = 当時のルノーの安い車で、VWのビートルと一緒に学生に人気の車のひとつでした。

さてここからがビックリですが、その優しさに感動してしまった中東のお金持ち、何とそのロールスロイスを彼女にプレゼントしてしまったのです。

ニュースで大きく取り上げられるわけです。中東のお金持ち、小さなビンでも高価なシャネルの香水などを、特製の巨大ビンで買って持ち帰るそうです(当時のお話)。

メルケル政権、諸手を挙げて難民を受け入れたその後はむしろ追い返し始めているので、税金で作った特需のこの住居、本当に有効に使われるのでしょうか。

デュッセルドルフとビューダーリッヒの間にも一ヶ所、大きな施設が出来上がっています。

川崎英一郎

www.eiichirokawasaki.de

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カテゴリー: ドイツ、ドイツ人について, ドイツの暮らし, 時事
独占潜入! ドイツの難民用住居の実態」への1件のコメント
  1. senryusato より:

    立派ですね。移民の建物!これもドイツに住んでいる人の大事な血税なんですものね。
    ドイツやフランスの右傾化というのは日本の右翼とは全然違うな、と思っています。
    欧州の場合は、(今まで)住んでいたドイツ国民とドイツ滞在者を大事にするかどうかの
    選択ですが
    日本の場合は右翼は「街宣車と日の丸と軍歌」という単純なイメージが
    すぐ思い浮かぶ。

    大きな違いです。

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