私は身長が180cmあり、日本人としては背が高い方です。
最近ジジイになって腰も痛く(=背骨の各骨の間のクッションが磨耗で擦り切れて短くなり)179cm位かも知れません(笑)。
学生の頃は混んだバスなどに乗ると、同じ位の背の高さの人はあまりいませんでしたが、最近は日本人も大きくなってポツリポツリといます。
ドイツ人からも、「お前は日本人としてはでかい方だろ?」と時々聞かれます。
そんな私がドイツのお風呂で不満足なのが、お湯に身体が入りきらないこと。
一般的なドイツの浴槽、湯船にお湯を一杯張って、どんなに身体をひねっても膝が少し出てしまいます。
できることなら肩も膝も両方お湯に沈ませたいところです。
腰は当然のことながら、左肩はボルダリングで痛め、左膝はサッカーで痛めているのでそれぞれを温めたいのです。
去年の7月からは坐骨神経痛を患い、それからはほとんど毎晩お風呂に入っています。
自分よりでかいドイツ人は一体どうしているのだろう?
膝が出たまま?
肩が出たまま?
元々、ほとんどお風呂に入らない(浴槽には浸からない)か…
そんな私が思い付いた、ドイツの浴槽でも肩も膝もお湯に浸す方法は簡単です。
お湯を入れて忘れたままでもお湯が外に溢れ出ないように、写真のような物が必ず付いています。
普通はそれを回すことによって、湯船の底の排水口を開けたり閉めたりできます。
それらの多くは力を入れて引っ張ると取り外せるようになっています。
それを取り外すと、入れ過ぎのお湯が縁から溢れ出ないようにするための排水口が見えます。
その排水口をビニール等で塞いでしまうのです。ビニールの真ん中に穴を開けて再び銀色の丸いフタを押し込んで終わりです。
こうすると、お湯の水面を10cm近く上げることができます。そして身体をちょこっとひねれば、肩も膝もお湯の中に沈めることができます。
でも注意しなければならないのは、水面が高くなっているので、静かに入らないとお湯が外に溢れ出てしまうことです。
川崎英一郎
[…] その解消法もないわけではありませんが(背が高くても、ドイツのお風呂で肩も膝もゆったりと湯船につかる方法)、今回のようなケースは、ちょっと長めな、肩も膝も含めて身体を全てお湯に浸けることができる浴槽を買って取り付けてもらう絶好のチャンスです。 […]
そうですよね・・・欧米の風呂は日本では「大きなたらい」みたいなものですから。日本人は風呂好きだからなあ。ヨーロッパでは夜になるとお湯が止まってしまうしトイレも朝まで流すな・・・とか制約が
多かったなあ。
ちなみに、日本人、深い風呂に入るおかげで(尾籠な話ですが)痔が少ないという統計があります。
お湯が肛〇まで入るので自然と洗浄されるそう。
お湯をざばーーーんと流してお湯につかることは日本以外ではできません。
尾籠な話でごめんなさい。