なぜ日本の良さにそんなにこだわるの?

それはまず第一に、私がドイツに来て38年もたち、浦島太郎、横井さん、小野寺さんのように現在の日本を知らず、日本ファン外国人ならぬ日本ファン日本人だからかもしれません

人によっては、「日本を褒め過ぎですよ。今の日本はヘイトとか、肉親殺害、友人殺害とかでひどいんですよ」と言う人もいて、確かに昔と比べれば悪くなっているのかも知れません。

さらには、「日本人が日本のことを良く言うと右翼と間違われますよ」という忠告もあり、実際にもそういう噂が流れてしまっていますが、今の日本、そしてドイツを想うと私には風評被害を気にしている暇も余裕もありません。

さて、日本ファン外国人という言葉はご存知だと思います。ではどこか他の国でそれを聞いたことがあるでしょうか?

ドイツファン外国人、イギリスファン外国人、アメリカファン外国人とかです

探せば中には稀にいるかも知れません。あるいは例えばドイツに住む日本人の中には、「ドイツは住みやすい」なら聞きます。

実際に私も住みやすいから長くなり、こういう国を作ってくれたドイツ人には大変感謝しています。

でも日本ファン外国人ほど頻繁に聞くことはないのではないでしょうか?

例えば日本ファンドイツ人にデュッセルドルフでも良く出会います。どうしてでしょうか?

デュッセルドルフには、人口の約1%ほどの日本人が住んでいます。しかも町の一部に集まっているので目立ちます。

そういう言葉が存在するほど日本は魅力的な国ですが、ほとんどの日本人はその事実に気が付いていません。

かくいう私もそのことに気がついたのはまだ僅か数年前、ある日本ファンのドイツ人と知り合ったのがきっかけです。

彼はドイツのある小さな村に住んでいます。同じ村に住み、ドイツ人男性と結婚して地元の薬局で薬剤師として勤める日本人女性を通して知り合いました。

彼は自分のドイツの苗字を日本人の奥さんの苗字に変更しています。

苗字というのは、親が付けてくれる下の名前とは違い、先祖代々続くものです。それを変えてしまうのですからただごとではありません。

前科者なので身を隠すためなどという訳では勿論ありません。何故でしょうか?

大変喜ばしいことなのですが、日本人とドイツ人を比べてドイツ人のことを卑下し過ぎる嫌いがあるくらいです。

ことあるごとに日本人とドイツ人を比べて後者を見下しては前者を褒め称えるのです。

「僕にはドイツ人の友だちは要らない。日本人の友だちだけで十分」などとうそぶくほどです。

住みやすいドイツに長く住み、ドイツ人には感謝しているので、彼からドイツ人の悪口を聞くと少ししょげますが、それでも日本の良口(悪口の反対)を聞くと、日本人として嬉しく思います。

彼は色々と日本人のための活動をしてくれているので本当に頭が下がります。

彼は以前、ゆくゆくは日本に移住して帰化したいと言っていましたが、その彼があまりにも日本のことを褒めるので、かなり鈍いこの私も、やっとそのことに気が付きました。

さらには丁度その頃、日本に関するあらゆる情報を、ドイツ語で紹介するサイト、www.netdejapan.deを作っていたことも、そのことに気がついた理由のひとつです。

あらゆる日本のことを紹介するのに、36(当時)もドイツに住む私はあまりにも無知でした。

でも幸い今はインターネットの時代。色々なことを簡単に調べることができます。

がせネタも多いのは事実ですが、一つのことについて辛抱強く、そして幅広く調べると真実が見えてきます。

さらにはインターネットに限らず、探してみればそのことを説明している本が、かなり多く出版されていることに気が付きました。

著者は西洋人、日本人のどちらもいます。そしてそれらをまとめると、何とフランシスコ・ザビエルなどに始まる、500年ほども前から日本に来始めた外国人が一様に日本という不思議な国に驚き賞賛していたのです。

日本という国、日本人という民族は、実はちょっとした存在なのです。そう書くと再び自画自賛の右翼と言われてしまいそうですが、日本のことを良く言って右翼と言われる今の日本の方が逆におかしいと思います。

今こそ日本人は、戦後ずっと悪くなり続けている今の日本の現状を見極め、古き良き時代の日本を自画自賛してその上にあぐらをかくのではなく、褌を締め直し、兜の緒を締め直し、襟、姿勢を正す時だと思います。

最近私が右翼だという噂があるのを知りましたが、今のおかしな日本ならそれも理解できます。

ちなみに私には外国の友人知人が多く、20年以上の付き合いがある日本ファンのイタリア人の友人がいます。

でも前述のドイツ人に気付かされたことは彼からは気付きませんでした。

彼とは1994年頃に知り合い、それ以来友好を重ね、何度も一緒に日本に行ったりする仲です。

私が日本に行く時には、必ず声をかけて一緒に連れて行けと言うのです。

彼の日本ファンぶりは、彼が日本語を勉強していることからもうかがい知れると思います。それでもそのことには気が付きませんでした。

どこにでもある普通のことだと思っていました。でも東京や大阪などの都会には、日本語をペラペラ話す日本ファン・日本通の外国人が多く住んでいます。

そして彼らは実は地方都市や田舎にまで結構いるのです。

彼らは誰でも同じように日本の何かが気に入って日本に住むようになりました。

気がついてみれば、これほど多くの外国人ファンができてしまうほど、日本は魅力ある国なのです。

日本という国以外に、これほど多くの外国人ファンができてしまう国など、果たして他にこの世に存在するでしょうか?

でも要注意が必要です。古き良き日本を知る外国人は、今の日本に嘆き始めています。

確かに今の日本から届くニュースを聞くと、耳を覆いたくなるようなひどいことが多くあります。

それでもまだ今なら、世界の物差しで測ってみるとまだまだ捨てたものではないので急げば間に合います。

実際にも、東日本大震災の時の日本人の態度は世界に賞賛されました。

そろそろこの辺で目を覚まし、自覚して行動しないといけない分岐点に差し掛かっていると思います。

このまま悪くなり続けていくのが良いのか、それともこの辺でそろそろ良い方向へ舵を取るのか。

それは私たち一人ひとりの思いと行動で変えられると思います。

人は誰でも必ず集団に属します。先ずは家庭、そして何かのサークルなど。その次は村や町。そして市、県、地区、国、近隣諸国、そして世界まで上がっていきます。

つまり、一人ひとりの行動が良くなるとまずは家族が良くなります。

多くの家族が良くなると村が良くなり、村々が良くなると町が良くなります。

町々が良くなると県が良くなり、さらには国が良くなります。

そして最後に国々が良くなれば世界が良くなります。

家族愛から始まって、故郷に対する愛、そして愛国、最後には地球愛です。

「人類皆兄弟」という言葉、実はまんざら嘘ではないのです。

自分の存在は自分の両親(2人)、おじいちゃん、おばあちゃん(父親、母親両方で4人)、さらにその親たち(8人)というように辿っていくと、あっという間に物凄い数のご先祖様と繋がっていることが分かります。

10代遡れば1.024人。15代遡れば3万2千人以上、20代では何と100万人もの親の親たち、つまりご先祖様たちが繋がっています。

徳川家は僅か15代で260年。

つまり20代遡るなんてまだまだ最近のことです。

ちなみに49(徳川家と同じ比率で計算して)850年遡ると、560兆人ものご先祖様たちです。

正に人類皆兄弟です。

私たち一人ひとりが注意をすれば、必ず世の中は良くなります。

ではない実際にどうしたら良いのか?

その一部は既に「正しいと思ったことは正しいと言い、善いと思ったことはすぐに実行する勇気いじめ」や、それ以前でも書きましたが、詳しくは改めて書きたく思います。

川崎英一郎
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カテゴリー: ドイツの暮らし
なぜ日本の良さにそんなにこだわるの?」への1件のコメント
  1. senryusato より:

    日本も治安が悪くなっているのは、世界共通ですが、それでもまだまだ捨てたものではありません。

    むしろ危惧されるのは子ども達に広がる経済格差や
    精神的な病気のひろがりです。

    「人を殺してみたかった」という少年少女は私の若い頃と比べても格段に増えています。
    アメリカまでとはいいませんが徐々にその後を追っています。

    日本も未来の日本人にもう少し目を配ってせめてやる時が増えているような気がします。

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