私は日本人として愛国者(と言うと言い過ぎで、日本ファン)であると同時に(公然と言うのはお恥ずかしいながらも)愛妻家でもあり、家庭愛もあれば、隣人愛、村への愛、そしてNRW州への愛(と言うより想い)、そしてドイツ国家への愛(と言うよりは感謝)があり、人間が好きというか、生き物、そして地球が好きです。
日本に対しては愛国と言うよりもっとピッタリくる表現は日本ファンです。
日本人自らクールジャパンなどと言うのは考えものですが、それでも日本って本当にかっこ良いと思います。自画自賛は良くないですが、それでも知れば知るほどそうなります。
現地語ができないとひょっとすると気が付かないかも知れません…
私自身、それに気がついてまだ5、6年です。
勿論かっこ悪くてどうしようもない欠点もあるのは事実です。万物に長短ありです。
家庭愛という点では、週三の夕飯作り、洗い物、家の掃除、平日の夜と週末はでき
る限り私用で出かけないという自主規制で努力しています。
勿論最初からできていたのではなく、少しずつ家族の不満に直面して学習に学習を重ねた結果です。
隣人愛、村への愛という点では、通勤途中のゴミ拾い、家の前の通りの雪かき、ゴミ回収車のお手伝いなどがあります。
そしてNRW州への愛(と言うより想い)、そしてドイツ国家への愛(と言うよりは感謝)では、インターネットにあるご意見箱のようなところに意見を出しています。
話がそれますが、NRW州と言えば、その州の住民として州が今までずっと40年近くも赤字だったことを知った時はがっかりしました。
家族愛といえば、うちの廊下の壁は子供達が小さい時の写真で溢れています。
うちに来てそれを始めてみる人はちょっと驚くようです。
手前から奥の方まで左右びっしりです。
でもただ単に可愛い子供達の写真を貼るのでは単なる親バカで、家に遊びに来た友人知人にも気持ち悪がられて呆れられてしまいます。
そこで思いついたのは、面白写真の展示です。見るとつい「プッ」 と吹き出して笑ってしまうような写真の連続です。
ドイツのロルちゃんから最初にそれを見た時は違和感を感じたものの、次の時に再び見たらなかなか良いと言われました。
憶測ですが、最初はただ単に可愛い子供達の写真を貼る単なる親バカと思い、よく見てみると「プッ」 と吹き出して笑ってしまうような写真の連続だと気が付いたのではないでしょうか?
ちなみにロルちゃんは同じ村に住んでいる飲み仲間です。
石部金吉さんからは「悪い冗談だ」と言われそうなユーモアが好きなので、子供達が小さかった時に面白いことをして撮影した写真がたくさんあります。
それらを壁に貼っています。本当は各写真をサイズの違う額に入れて、テトリスのようにびっしりと額入り写真だらけにしようと思ったのですが、予算と労力の関係で挫け、写真をそのまま貼ることにしました。
ただ単にセロテープで貼るだけです。
それらを見た来客がどう思うのかはあえて聞かないので知りませんが、娘のドイツ人の友達のお父さんはそれらを見て一言、「Gute Idee..!」でした。
子供達を撮影した写真って、普通は全てPCの中じゃないですか。
そんなの勿体無くありませんか?
こうすれば、それらの写真を毎日見れて、しかも数が多いので毎日見ても飽きず、引っ越して出て行く時は壁が真っ白で綺麗なままです。
子供たちも自分の小さな頃を見て楽しんでいるようです。
でも風呂の中やトランポリンの上でのウ◯チなど、冗談が過ぎるものは本人たちから外されてしまいました。
Gute Idee だと思いませんか(笑)?
川崎英一郎
そう言えば、このブログを書こうと思った肝心の目的を書くのをすっかりと忘れていました。
左の人は、右の人の愛国が気に入らないようですが、それは単にどのレベルでの愛を語るかではないでしょうか? 家族のレベルで語るか、地域のレベルで語るか、国のレベルで語るか、それ以上の例えば動物愛で語るか…等。
川崎さん、それは単なる話の論点のすりかえでしょ。(左の)私が指摘しているのは愛国や愛のレベルがどうだということではなく、いいですか、いろいろなレベルで愛を語る右翼のあなたが、他民族に対して露骨にお見せになっている差別のおはなしの問題点を指摘しているんですが、そのことが理解できませんかねぇ、いまだに。もしかしてご本人のお書きになっていることの意味内容をご本人が実はきちんと分かってらっしゃらないのではないですか?
あなたが愛国的かどうかなんてことは私にははっきりいってどうでもいいわけです。あなた個人の範疇で収まっている限りは。ただしその愛国がゆえに歴史の歪曲や他者に対する差別や優越感を露呈されたなら、そのときは批判の対象にならざるを得ないということなんですよ。
また左が右の人の愛国が気に入らいないとおっしゃいますが、問題の核心はそういうことじゃないでしょうが。塚本幼稚園で行われていた愛国教育の内容、きちんとご存知ですか?他者への憎悪を煽る教育を園児たちに施しているのです。それをあなたの大好きな青山繁晴も率先してこの森友教育を支持しているのですよ。相手の愛国が気にいるとか気にいらないとかそういう感情レベルでのお話ではないのですよ。この意味が分かるでしょうか?わかるといいけど。
上のような点もよく熟考されてから今後いろいろと発言されるのがいいかもしれません。
いかにあなたの書いてくる内容が、特に歴史や他民族に関する記述が、デマと差別意識の上に成り立っているのだということを、いい加減お気づきになっては。ドイツにはあなた以外の邦人のかたもたくさんいらっさしゃるのですから。批判に対しいちどたりとまともな反証さえできないような内容をいい加減に感情に任せて書き連ね続けているがゆえ、そうした人たちが同じ邦人として未来において恥ずかしい思いをされないよう、もうすこし心配りをされてはどうでしょうかねぇ。
おやおや、また「愛」に関するおはなしですか。しかし日本とアジアの歴史に関して川崎さんが「日本による被害者」対しお示しになってる態度は、愛情をおびたものとはとうていいいがたく、古傷に塩をすりこむ、あるいはセカンドレイプともいえるような、相手の尊厳など微塵たりとも考えようとしない無情さ丸出しだと思うのですが。
ですから川崎さんが様々な「愛」を語るのをみていると、「家庭ではよき夫、父」であった残忍なSS将校とか殺戮まみれの旧日本軍兵士の姿と重なってきます。もちろんあなたが誰かを殺戮したという意味ではないですよ、念のため。身内向けには「良き人」を演じ、他者には「残忍さ」を遠慮なくあらわにしているという意味です。南京事件、慰安婦に対する川崎さんのご発言、いかがでしょうか?GHQ洗脳論など歴史修正主義者たちが自分たちの都合に合わせて言ってるだけで、南京事件にしても慰安婦にしても、洗脳論では片づけられないほどの多数の歴史・公的資料によっても裏付けられている否定しようのないことなのですよ。
ほかにも韓国のことを「整形手術大国、売春大国」として、いろいろと「持論」を述べてらっしゃいますね。
https://netdeduessel.com/2014/11/08/%e8%99%8e%e3%81%ae%e5%a8%81%e3%82%92%e5%80%9f%e3%82%8b%e7%8b%90%ef%bc%8e%ef%bc%8e%ef%bc%8e%e3%80%80%e5%8c%bf%e5%90%8d%e3%81%a7%e5%bc%b7%e3%81%8f%e3%81%aa%e3%82%8b%e3%81%ae%e3%81%af%e3%80%81%e6%97%a5/
たとえば・・・
<実際に、 整形手術をする人が多いことを知らずに海外の人がその国の人と結婚して、子どもができた後におかしいことに気がつき、訴訟問題にまで発展することがあるそうです。>
この情報はどこからのものでしょうか?出典は?
<昔日本を訪れたアメリカ人の動物学者、エドワード・シルベスター・モースは言いました。「人々が正直である国にいることは実に気持ちがよい。私は決して札入れや懐中時計の見張りをしようとしない。鍵をかけぬ部屋の机の上に私は小銭を置いたままにする>
いやいや、昔も今も、日本にも一体どれだけ泥棒が多いことか!!!!!!一外国人が記したたった一言が民族や国民の全体であるかのようにすぐ飛びついてしまうのは、川崎さんのあまりよいとはいえない個人的習癖のようですね。ちなみに韓国の済州島ではかつては家を空けて野良仕事に行くとき人々は鍵なんて閉めていきませんでした。だれも他人の物を取ろうとはしなかったからです。いいですか、正直さは日本人の固有な特徴でもなんでもありませんよ。そこのところを間違って、日本人スゴイなどといってみてもだめですよ。あなたのしていることは形を変えた民族差別を正当化しようとしているにすぎませんからね。
<整形手術が多いということは、平気で嘘をつける人たちが多いということになりますが・・・>
美容整形(というほうが正確ですよ。整形だけではたとえば骨折箇所をつないだりする場合も含まれますからね)者数の数と嘘をつく人の数が比例しているということをおっしゃりたんでしょうが、それこそ何の根拠もないですよ。あきらかな民族差別にすぎません、川崎さん。わかりますか、この意味?
<そしてその国には、他の国ではあり得ない売春のシステムにより、売春大国でもあるのです。>
ではそのおっしゃるところの「他の国ではあり得ない売春システム」とは具体的にどんなものなのでしょうか?説明してください。他国のケースとも比較しながら説明していただけると助かります。
これらの質問に対し、だれが読んでも納得できるかたちで川崎さんご自身説明を果たしていかれないと、韓国(人)に関するデマを流し流言飛語を広めているだけですよ。関東大震災時の朝鮮人虐殺の原因となったのはまさに流言飛語でした。ご存知でしたか?川崎さんの書いてらっしゃることの根底には民族差別意識が丸出しになっているとおいうこともお伝えしておきます。
川崎さんはテキストを熟読して熟考されるタイプではないようですし、映像や音声で一方的に発せられる情報がお好きのようですから、ここ数年来よく耳にするようになった「ニッポン、スゴイ!」というブームというか流れに関する興味深いラジオ対談が聞けますので紹介しておきますね。
愛国者を自称され、日本が手放しで大好きがゆえ、ニッポンの喧伝にご熱心な川崎さんにはぜひ聞いていただきたい番組です。
十人十色とは言いますが、感じることがみなさん違うのはしょうがないですね…