昨年の秋に50万票近くの票を集めて初出馬、初当選した青山繁治さんという、新人国会議員が「虎ノ門ニュース」というインターネットのニュース番組で衝撃的な発言をしました。
私が誤解をしていなければ、アメリカが早ければ今月にも北朝鮮に攻め入るので、結果的に日本の拉致被害者たちが戻ってくるというものです。
もし本当にそうなったら、再びアメリカが戦争を…
でもそのお陰で日本にとっては世紀の快挙に…
青山さんにとっては、「どうして日本が自分で取り返せないのか!」とそのことに大不満です。
方法はどうであれ、とにかく拉致被害者たちが戻って来るのが最優先だと思うので、実現するのなら嬉しいことです。
細かいことを言えば、確かに青山さんは正しいことを言っていて、自分の国の国民が他国、しかも北朝鮮のような国にさらわれても何もせずに/できずにずっと放っておき、他国に助け出してもらう/他国が攻め入るお陰で助かるというのはおかしいと思います。
そのことにより拉致被害者たちが帰ってくれば、これ程嬉しいことはありませんが、それにしてもアメリカの戦争好きには終わりがありません。
アメリカにはその昔、インディアンが住んでいました。そこにやって来たイギリス人他はそのインディアンを大量虐殺し、残りを現在のように隅に追いやりました。
インディアンたちにとっては当時の領土略奪と虐殺は今だに忘れられず、コロンブスの上陸を記念する「コロンブス・デー (10月第2月曜日) 」は、インディアン虐殺の象徴日として毎年、全米で抗議行動を決行する日だそうです。
そして1776年にはアメリカという新しい国を作り、自分たちもアメリカ人と名乗り始めました。それから今日までまだ250年もたっていません。
250年というスパンを日本の物差しで測ると、260年続いた江戸時代とほぼ同じです。
その約60年後、1835年に「Remember Alamo!」というスローガンでメキシコと戦ってアリゾナ、カリフォルニア、コロラド、ニュー・メキシコ、ネバダ、ユタ、ワイオミングをメキシコから奪い取りました。
1894年には武力でハワイ王国の支配権を取り、その4年後に「Remember Maine!」と言ってプエルトリコ、グアム島を奪ってキューバを独立させたものの自国の保護下に置き、スペインから一時独立したフィリピンをアメリカの植民地としました。
当時、ハワイの国王は日本に来て明治天皇に助けを求めたらしいのですが、アメリカとの摩擦を慮った天皇はそれに応えられなかったそうです。
そしてついには日本も、エネルギー源を断たれての止むをえない真珠湾攻撃後、「Remember Pearl Harbor!」とばかりに若い男達は戦場に行って留守な日本の各都市を大空襲で襲われ、残された女、子供、年寄りが何十万人も殺されてしまいました。
さらには世界で唯一、戦争が終わる絶妙のタイミングでまるで実験されるかのように二種類の原爆によりさらなる数十万人もの女、子供、年寄りが一瞬のうちに殺されてしまいました。
それにもかかわらず、6年間に及ぶGHQの占領中に行われた洗脳工作により、従順な多くの日本人の中には、本気で日本が悪者だったとか、日本は東南アジアを侵略したとか信じ込まされてしまっています。
アメリカはその後もトンキン湾事件捏造でベトナム人を悪者にしてベトナム戦争を、ありもしなかった大量破壊兵器で嘘をついてフセインを悪者にして湾岸戦争を…
川崎英一郎
北朝鮮の金恩男氏のお兄さん(民間人)がマレーシアで殺されたのですよ。
金正男氏。息子もパリ政治大学を卒業し、ケンブリッジの大学院に行こうとして
「危険」ということである国の力とかで身を潜めている。
日本、そのニュースで持ち切りです。
あらっ? 途中で終わってしまっているように見えるでしょうか…
えっ? 金正男さんの殺害事件って、虎ノ門ニュースでしか報道されていないのでしょうか…
途中でおわりですか?
日本は北朝鮮のニュースと、君が代と舟木一夫と軍歌を教育のモットーとする
籠池氏の小学校のニュースでもちきりで・・・・・。
ドイツは金正男のニュースはないでしょうね。息子さん義理のおじさんの北朝鮮の
大将にころされそうになってオランダにいる・・・・らしい、とのニュースでもちきり。