今週は、2つのGmbH設立のお手伝いがあり、近所のNotar(司法書士) の所に二度も行ったのですが、そこで見かけた雑誌です。
Der Spiegel というと、ドイツ人の多くのインテリが読む雑誌として有名です。
ゲーテなどのドイツ語学校の中級〜上級でもDer Spiegel の記事がよく使われます。
それにしてもこの表紙は凄過ぎではないでしょうか(笑)。
ここのNotar さんもかなりトランプさんを嫌っています(笑)。
GmbHの設立で、私がお共するオーナー(投資者) に対してNotar が設立趣意書のようなものを読み上げます。
最後にいくつか質問があるのですが、犯罪歴がないかとか、精神的な病気がないかとかです。
後者の質問の時に、「精神病はお持ちではないですね? トランプのように...」 と言いました(笑)。
最初聞き間違えかと思って、「えっ? トランプってアメリカの大統領のことですか?」
と聞くと 「YES」 笑。
そんなトランプさんの功罪、少なくとも既に世界的に大きな功が1つあります。
多くの人に政治に関心を持たせましたことです。
拙宅しかり。ここ最近、家内との会話でしょっちゅうトランプさんが出て来ます(笑)。
家内曰く、「私、今まで政治には興味なかったのに…」(笑)
(私も今までニュースに興味なかったのに...笑)
それにしてもこの写真、これこそマスコミの煽りではないでしょうか?
以前、戦前の朝日新聞の開戦への煽り記事を見たことがありますが、そういうのを見たら多くの人が開戦気分に傾いてしまうと思います。
朝日新聞だけではないと思いますが...
さらには戦後のニューヨークタイムス(だったかどうか、とにかくアメリカの新聞) のある記事を見たことがあります。
そこでは、「ドイツは元々友なので、ナチを何とかすれば再び手を貸せる。でも日本は、戦争には負けて倒れたものの、完全にくたばった訳ではないのでこれから(GHQによる日本のコントロール) が大変だ」 と書いてあったそうです。
記事の文章までは認識できなかったと思いますが、記事の横にはイラストが出ていました。
巨大なナマズがひっくり返っているのですが、そのナマズの歯を抜こうと数人のGI が頑張っているのです(笑)。
それにしてもメルケルさん(含む他ヨーロッパ陣営) のトランプさんの入国制限に対する批判コメント、それって便乗ではないでしょうか?
トランプさんの真反対をやって後悔し、今は制限するどころか難民を追い出そうとしているのに…
初期のメルケルさんは高く評価されているようですが、やはり人間長く権利の座に就くと余程の聖人君子でもない限りダメになるのではないでしょうか?
日本人ジャーナリストやマスコミの多くも、トランプさんを目一杯批判していますが、それは当時のメルケルさんの難民受け入れを賛同した後にころっと態度を変えた姿と同じように見受けられます…笑。
相手は超ビッグ、こちらは超零細という違いはあっても、同じビジネスマンとして、やる時は徹底的にやるという方法は理解できます。
その相手が一緒に飲みたいタイプの人間ではなくても…笑。
最もトランプさんも私のような木っ端ビジネスマンとなんか飲みたいと思わないでしょうが...笑。
でも国別というのはやはりダメです。
次の動画は、トランプさんとヒラリーさんをかなり詳しく説明している興味深い番組です。
川崎英一郎
[…] . 以前、トランプさんが大統領になったばかりの頃に、あるドイツの雑誌が表紙に使った絵があまりにひどい煽り方であったのでこのブログで取り上げましたが、そのブログは他でもリブログしていただいたりしました。 […]
シュピーゲルの表紙は私も見ました。NHKを除く(かといって親トランプ派ではない)すべての
テレビ局のニュースで見ました。
なんともドイツ的だとも思いました。善悪をはっきりさせるというか・・・・・。
日本の新聞はトランプを叩きはしてもどことなくあいまいです。
TPP破棄したことにより北海道農業は大助かり。農家の人はトランプ様様かもなあ。
太郎 でリブログしてコメントを追加:
良い記事です