先ずは風評被害からの逃げです。それは逃げる理由を考えればすぐに分かります。
朝日新聞他などがどうしてひどい嘘をつくのでしょうか?
どうして企業の不祥事が起こるのでしょうか?
それは売り上げを求めるからです。
営利団体である以上、売り上げを求めるのは当然です。
ですが、人間として本当に大事なことの順にプライオリティーを付ける場合、もし売り上げを一番上にするとどういうことが起こるでしょうか?
そうです、企業の不祥事が起きてしまいます。
売り上げよりもはるかに大事なものは商道徳ではないでしょうか。
売り上げよりも、すべき事、してはならないことの方が、はるかに大事だと思います。
風評被害から逃げるのは、売り上げの減少を恐れるからではないでしょうか?
あるいは保身のためではないでしょうか?
つまり、売上(自分)第一。
そこで思い出すのが武士道です。
「武士道とは死ぬことと見つけたり」
この一見物騒な言葉はよく議論されますが、その意味は決して簡単に命を落とせという意味ではなく、人間(武士)はどう生きるべきかという意味のようです。
生きて行く上で、自分に嘘を付いたり、人間(武士)としてすべきでないことをしてまで生きる価値があるだろうか? という意味だと思います。
つまり、人間(武士)として恥ずかしいことをしてまで生きるのなら、生きていない方(死んだ方)がましではないですか?
ということだと思うのです。
問題から逃げると、ろくなことはありません。
「どんな問題でも絶対に逃げない!」と自分自身(心の中)で宣言してしまうのです。
そして逃げる反対に好きこのんで問題に立ち向かうのです。
そうすると、意外な展開が待ち受けていることが多いのです。
正にピンチはチャンスです。
川崎英一郎