実はこのブログサイトの中で私が時事で政治のことを書くと、デュッセルドルフのある反対運動の主導者のお一人から、しばしばキツイ批判のコメントが入ります。
どうやら私は右寄りで、その人は左寄りのようです。
人間良い事だけを聞いているといつか馬鹿になってしまうので、そういう意味で異論はとても大切なものです。
でも最近、左寄りの人はひょっとすると反対することが好きなのではないかと思いつきました。
そこでさらに思いついたことがあります。反対する代わりに代替案を出してそれに賛成(運動)するというのはどうでしょうか?
私のブログに対してのことではありません。私のブログには異論も批判も、そこからも学ばせていただいているので大歓迎です。
世の中の反対運動一般についてです。反対運動の代わりに賛成運動というのはどうでしょうか。
反対の代わりに異論で賛成運動をするのです。
「日本のイルカ漁に反対!」や「捕鯨反対!」の代わりに「フルータリアン賛成!」何故ならイルカとクジラはダメで、牛、豚、鳥、馬はいいのでしょうか?
「沖縄米軍基地反対!」の代わりに「米軍基地の尖閣諸島への移転賛成!」突拍子も無いアイデア(そこまで言って委員会で竹田さんという人が言っていました) かも知れませんが、理想ではないでしょうか?
「安倍政権反対!」の代わりに「安倍政権の何々反対!」あるいは「誰々(他の人)政権賛成!」…等です。
人間は誰でも自分の意見を持っています。そしてそれが一番正しいと誰もが思っています。
異論のある人に反対されて嬉しい人はいないと思います。ちょっと変わった私のブログ以外は(笑)。
ただ単に反対するのではなく、「代替案としてこういう考え方があるけどどうですか?」と運動するのです。
ただ単に反対されてしまうと、反対される方は意固地になってしまうかも知れません。
反対は、(沖縄のように)ついついエスカレートしてしまい、喧嘩の始まりになり得ますが、異論賛成同士なら健全な競いにならないでしょうか?
とても悲しいのは、世の中には反対することを楽しみにする人もいるそうです。そういう人にとっては、何に反対するかではなく、反対すること自体に意味があるそうです。
沖縄の反対デモも、道を封鎖してしまうのではなく、道はきれいに空けて道の両脇に居座る方が良くないでしょうか?
ガンジーのような無言の抵抗です。そうすれば無意味な争いごとにもならないと思います。
実は前述のその方を、このブログサイトのライターさんとしてご招待しました。招待メールを受けて下さり、現在準備中のようです。
私は拙いながらもビジネス面、(デュッセルドルフの)生活面、健康面、スポーツ面、政治を含める時事など多方面にわたって書いていますが、その方のブログをとても楽しみにしています。
在デュッセルドルフ日本総領事館では、デモやテロ、犯罪に関する安全(危険)情報を一斉メールで流して注意を促しています。
読んでおくと、ある程度の身構えになる内容のものもあります。受診希望はこちら ➡︎ http://www.anzen.de/home/安全情報ニュースレターのお申し込み/
川崎英一郎
「日本を愛する」人の中には右寄りだと考えられる人はいますよ。街宣車だけに乘るのが
右じゃないし、私のようにデモやビラまきをしていると左翼と思われることもあります。
左は左でも内部ではもうなんだかわからないくらい「右寄り」の人間もいます。
どちらかというのではなく、時どきで、どちらかにぶれるのも「人間」のような気がします。
異論大賛成はなかなか難しいことではありますが「馬鹿にならない」為にも
本当に必要です。重く受け止めたいです。