ヨーロッパを驚かすトランプという見出しで、凄い顔のトランプさんの顔写真が地元有力紙、Rheinische Post(以下RP)に大きく一面トップで出ました。
トランプさんの言っていることは確かに一見過激に思われるかも知れませんが、アメリカ人であるテキサスオヤジ(*) さんは大いに期待していることをつい最近知りました。
トランプさんの基本は「アメリカファースト」つまり、「アメリカの国益のために」です。
ということは右翼?
というようなことが最近、この私にも少しずつ分かるようになってきました。
「ネットdeデュッセルって右翼団体?」という噂があることを知って、ドイツに来て38年、ニュースも政治も興味がなかったこの浦島太郎、今まで右翼は街宣車、左翼は過激派デモ隊くらいのイメージしかなく、その意味をよく分からずにいたのですが、ここしばらくそれを勉強しています。
そして、右翼=愛国、左翼=反日ということも知りました。
なので、トランプさんはどうやら右翼のようです。
そしてテキサスオヤジ(*)さんも。
ということは、トランプさんをまるで悪者かのように見せるRP は左翼?
いや違う、ドイツ側でトランプさんを警戒して身構えるから右翼??
そのあたりはまだ、左翼右翼の意味を理解する初心者である私にはちょっと難しいところです。
ちなみに最近、難民受け入れで勢力を増してきているドイツの政党、AFD(Alternativ für Deutschland=ドイツに他の選択肢を)はやはり右翼ということになるはずです。
うちの子どもたちも、メキシコの壁の件でトランプさんを単に悪者だと思っていました。
女性の反対デモが出る位、それは大統領として如何なものかという点も確かにトランプさんにはあります。トヨタに対する態度も…
でもメキシコの壁に関しては、うちの子供たちにとっては、
「メキシコ人がアメリカに入れないようにするなんてひどい! しかもその費用をメキシコに払わせるなんて…」
ということになるそうです。
そこで、「でもそれは、不法侵入のメキシコ人を入れないようにするためだよ。法律を破ってアメリカに入ってきて、税金を払わずに働き、アメリカ人の職を奪う人たちは良い人? 悪い人?」
「そういう人たちを入れないための壁だよ。法律を守り、ビザを取って入ってくる人たちには関係のない壁なんだよ。だから正式にアメリカで暮らすメキシコ人が意外とトランプさんを支持しているそうだよ…」
さらにはあの笑顔と自信のある喋り方でついつい騙されそうなクリントンさんを応援していたので、「彼女は今後、悪いことをしてお金をたくさんもらっている疑いで訴えられるかもしれないんだよ。」
と、主にユーチューブの「虎ノ門ニュース」で知ったことを教えました。
AFDはその集まりで、マスコミの入場制限を設けているそうです。
ドイツの知識人が読むと言われている有力紙、Frankfurter Allgemeine や Spiegel は入れないそうなので、その2紙は左翼?
でもマスコミの煽りってよく理解できます。誰でも話をしている時に、相手の興味をより強く引こうとして、ついつい大袈裟に言ってしまいます。
そしてマスコミも営利団体。
売れなければ存在できません。
読者や視聴者が増えるように努力するのは当たり前なので、それが煽りにつながります。
一つ一つの事実(Fact)をきちんと検討するには、本来なら現場に行って自分の五感を総動員して見る必要があります。
それ以外は、どんなに多くの情報を得ても、誰かの意見を聞いただけと変わりありません。
でも一般の人がそんなことをできるわけがありません。
そこでジャーナリストの登場となり、それが発信源でマスコミにつながります。
右翼左翼関係なく、多くの情報を知って判断しなければなりませんが、メガネが曇っていたり、考え方が偏ってしまっていると間違った見方をしてしまいます。
この人(専門家)は正しいことを言っていそうだ、信じられそうだ、あるいはその逆だと、今までの自分の知識、知恵、経験をバックにその人の言っていることを判断して良しと選んだ人の話に頼るしかありません。
実はネットdeデュッセルは、Rheinische Post 紙から、「うちのニュースを日本語に要約して出していいよ、表紙を写して出していいよ」という許可をいただいています。
でもだからと言って左翼の味方をするわけでも、右翼の味方をするわけでもありません。
しかもこのブログの場合、書き手は複数いて、誰が書いたか分かるように、文末やどこかに名前やリンクが付いています。
私のブログの場合、無謀にもあえて最近政治のことも書いていますが、それには大きな理由があります。
自分が考えたことを書き、話しますが、それを右翼と判断したり、左翼と判断するのは各人の自由となります。
* テキサスオヤジ = アメリカ愛国者である日本ファンアメリカ人、超親日アメリカ人。自分の国のことを知らない日本人にとっては、目から鱗の動画ばかりです。 ⇒ 俺が日本を愛する理由
川崎 英一郎
川崎さんは、上にあげたような自民党中枢メンバーの意見が正しいと御自分が判断されるのですか?
高岡様
自民党中核メンバーの意見とはどれでしょうか?
メールアドレスの件、大変失礼致しました。その通りになっていました。
私は本当にPC関係詳しくなく、しょっちゅう人に教わっています。
ウェブサイト作成だけは慣れていますが、難しいところはやはり人にお願いしています。
後ほどPCから招待メールをお送りいたします。
川崎様
「右翼=愛国、左翼=反日ということも知りました。」
例えば、日本の共産党や社会党は反日で、自民党は愛国者の集まり?
そもそも判断基準となる前提、オセロのような白黒で区分けする事が間違っていませんか?
「一つ一つの事実(Fact)をきちんと検討するには、本来なら現場に行って自分の五感を総動員して見る必要があります。」
現場主義ですね。専門家が必要だという結論に誘導する為かも知れませんが、五感を全て使用し見てって、無意味にハードル高くないですか? 本当に、五感、すなわち触覚、味覚、聴覚、視覚、嗅覚の全て使用する必要があるのですか? そもそも感覚だけでなく、「思考力」が一番大切です。ITなら、ネットリテラシー。
愛国者の集まりが何をしようとしているのか、よく考えてみて下さい。
改憲草案について、自民党の中枢メンバーによる背筋が凍るような本音の数々。
◆衛藤晟一 総理大臣補佐官「いよいよ本当に憲法を変えられる時が来た」
◆長勢甚遠 元法務大臣「国民主権、基本的人権、平和主義、これを無くさないと本当の自主憲法にならない」
◆城内実 外務副大臣「日本にとって一番大事なのは皇室であり国体」
◆稲田朋美 政調会長「国防軍を創設する改憲案を提出した」
◆衛藤晟一 総理大臣補佐官「尖閣を軍事利用しましょう」
安倍晋三、櫻井よしこ、稲田朋美、古川禎久、新藤義孝、下村博文、衛藤晟一、城内実、長勢甚遠など出席 (創世日本東京研修会 敬称略)
これに対する判断に、ジャーナリストや専門家が必要ですか?
そうではなく、国民一人一人に突き付けられた、今しかできない、改憲されたら後戻りなど出来ない選択肢です。
「この人(専門家)は正しいことを言っていそうだ、信じられそうだ、あるいはその逆だと、今までの自分の知識、知恵、経験をバックにその人の言っていることを判断して良しと選んだ人の話に頼るしかありません。」
とありますが、今までの知識や知恵が初心者レベルなことは御自分でも言われておりますので、もう一度、人に頼らず、見直してみる心の余裕はないでしょうか?
勿論、上にあげたような自民党中枢メンバーの意見が正しいと御自分が判断されるならば仕方ありません。恐いので、今後こちらにも、なるべく近づかないようにしたほうが良いかもと思い始めました(笑)
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